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海外現地発ガイド通信

インカ皇帝パチャクテクの生家「クシカンチャ」


掲載日:2019/10/16 テーマ:遺跡 行き先: ペルー / クスコ

タグ: 遺跡 宮殿 史跡 世界遺産 素晴らしい 歴史


マチュピチュ遺跡建造を命じた皇帝パチャクテク

石造りの壁や建物の土台部分が残る「クシカンチャ」 石造りの壁や建物の土台部分が残る「クシカンチャ」

あのマチュピチュ遺跡やサクサイワマン遺跡を造らせたという、インカ皇帝パチャクテク・インカ・ユパンキ(パチャクティ)。アンデスの数多い部族の1つに過ぎなかったケチュア族を導き、大帝国の礎を築いた英雄だ。父である皇帝ウィラコチャが異母弟ウルコを溺愛するなど、正妻の子でありながら不遇の時代を過ごしたが、のちにインカ最大の敵であるチャンカ族を打ち破ったことで第9代皇帝の地位を獲得した。そのパチャクテクの生家であり住居だったとされるのが、クスコ市内にある「PALACIO INKA DEL KUSIKANCHA(クシカンチャ宮殿)」。クスコ中心部で無料公開される数少ない史跡として、隠れた観光スポットになっている。

偉大なる皇帝の住まいにふさわしい重厚な造り

クシカンチャ内からサント・ドミンゴ教会を望む クシカンチャ内からサント・ドミンゴ教会を望む

クシカンチャはクスコの中心アルマス広場と、「サント・ドミンゴ教会」の名で知られるコリカンチャ(太陽の神殿)の中間に位置する。現在は植民地時代以降に造られた建物が敷地の一部を占めているため、本来の規模は定かではない。しかしその広々とした間取りや土台の厚みを見るだけでも、いかに大きく重厚な屋敷であったかは容易に想像できるだろう。敷地内に排水溝らしき構造を設けた小道があることから、1つの巨大な宮殿ではなく、独立した複数の建物が同居する形だったとも考えられる。神殿など聖なる建物の壁に作られるニッチ(物を置くためのくぼみ)も残っており、ここが単なる住居ではなく聖域としても機能していたことが窺える。

ついでに“マチュピチュ遺跡”の入場チケットもゲット!

神殿など重要な建物にだけ施されたという、インカ建築特有の二重構造の門が残っている 神殿など重要な建物にだけ施されたという、インカ建築特有の二重構造の門が残っている

クシカンチャの東側に延びるロメリートスという細い小道からは、遺跡の外壁を眺めることができる。インカ時代の精緻な石組みの壁と、後世に積み上げられたおざなりな壁の違いは一目瞭然。インカがこれほど高度な石造の知恵を有していたにもかかわらず、その技術が今日まで引き継がれていないことは残念だ。一方、マルリ通りに面したクシカンチャの入り口は、すぐ右手にあるクスコ文化地方局(DDCC)のオフィスと内部で繋がっており、そこでマチュピチュ遺跡の入場チケットが購入できる。世界遺産マチュピチュ遺跡の入場にはさまざまな規制が設けられているので、観光プランをしっかり立ててからチケットを購入しよう。

マチュピチュ遺跡 入場チケットについて

クスコ文化地方局管轄のマチュピチュ遺跡・チケット売り場 クスコ文化地方局管轄のマチュピチュ遺跡・チケット売り場

入場料:152ソレス(大人/2019年現在)
入場時間:6:00〜14:00まで1時間ごと。
滞在時間:最大4時間(最終5時30分まで)
※チケットに記載された時間以前の繰り上げ入場は認められない。
※遺跡保護の観点から、マチュピチュ内の「インティワタナ」「コンドルの神殿」「太陽の神殿」の3エリアでは、それぞれ入場時間帯が制限されている。
インティワタナ:7:00〜10:00
コンドルの神殿:10:00〜13:00
太陽の神殿:13:00〜16:00
※これらの運用は適宜変更される場合あり

【関連情報】

マルリ通りにある、クシカンチャとマチュピチュ遺跡チケット売り場共通の入り口 マルリ通りにある、クシカンチャとマチュピチュ遺跡チケット売り場共通の入り口

■PALACIO INKA DEL KUSIKANCHA/クシカンチャ宮殿
住所:CALLE MARURI 324, CUSCO
見学時間:9:00〜17:00(日曜日休館)
入場料:無料
■マチュピチュ遺跡・チケット売り場
住所:CALLE MARURI 340, CUSCO
DIRECCION DESCONCENTRADA DE CULTURA DE CUSCO(クスコ文化地方局/DDCC内)
電話:084-582-030

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/10/16)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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