世界遺産の古都クスコで出会った“激ウマ”スイーツ

ペルーのクスコは11から12世紀頃に建設されたインカ帝国の都で、その美しい古都の街並みは世界遺産にも登録されています。ある日私は、旧市街の中心アルマス広場の裏通りのパン屋で鮮やかなオレンジ色のムースを見つけ、店内で食べてみました。目を見張る美味しさ、その酸味と甘みの絶妙なバランス!絶品です。ひとり旅だったのでその感動を分かち合える相手がいなかったのが残念で、宿に戻ってから情報ノートに「激うまスイーツの店」と書き込みました。それがペルーのパッションフルーツとの出合いでした。

ペルーはパッションフルーツの名産地

パッションフルーツというとトロピカルフルーツの代名詞。東南アジアのフルーツというイメージがありますが、実は南米の熱帯が原産地でブラジルやペルーのものが有名です。パッションフルーツの名前は「情熱」のパッションではなく、キリストの「受難」のパッションが由来。その花の形から宣教師がつけたのだそうです。アジアで見るものは濃い紫色の皮にオレンジの果肉のものですが、ペルーの市場で売られているものは黄色やオレンジ色の皮のもの。ペルーでは「マラクヤMalacuya」と呼ばれています。

美容と健康に最適!旅人を助けてくれるフルーツ

強い甘みと酸味がぎゅっと詰まったパッションフルーツの果肉には、旅人にうれしい効能が数多く含まれています。疲労回復効果のあるクエン酸で旅の疲れを取り、体の酸化を防いで若さを保つベータカロテンと、美肌をつくるビタミンCが肌の調子を整えます。標高の高いアンデスでは血行を良くするナイアシンと血液サラサラ作用のあるビタミンB6も効果的。さらにナイアシンは二日酔いも防ぎます。素晴らしい!また女性には欠かせない葉酸も多く含まれています。うれしいことにペルーはフルーツ全般がとても安いので、贅沢にたっぷりと補給しつつ旅を続けましょう。

屋台のフレッシュジュースやカフェのスイーツに挑戦

パッションフルーツの食べ方は、半分に割って、中のゼリー状のオレンジ色の果肉を種ごとスプーンですくっていただきます。が、かなり濃厚で酸味が強いので、そのまま食べるよりフレッシュジュースやスイーツがおすすめです。フレッシュジュースは市場の屋台や街なかのスタンド、カフェなどで頼むとその場で作ってもらえます。しかも市場のジュースは驚きの安さ。カフェやパン屋のムースやアイスクリームも美味しいですよ。ペルーのスターバックスにはパッションフルーツのチーズケーキがあるので、コーヒーのお供に是非どうぞ!