オアシスはお手軽にくつろげる場所?

建物の多くは見た目が新しいことから、ほとんどが最近できたもののようです。以前写真で見たような、ひなびたオアシスの雰囲気はありませんでした。かといって大きなリゾートホテルが並んでいる訳ではありません。そんなにオアシスは広くはないのです。こぢんまりとまとっていて、しかも大きな町のそばにしては交通も少なく、静かです。想像していたような“僻地”ではありませんでしたが、旅行者がここにひかれてやって来る訳が何となくわかりました。ちょっと“便利な”田舎でくつろぎたいというにはピッタリだからです。さて、このワカチナ・オアシスへは、ただ景色を眺めるだけに旅行者がやって来るわけではありません。海外からの旅行者、とくに若者に人気のスポーツがあるのです。

ペルーで人気急上昇中の観光地、ワカチナ・オアシスへ その2 砂丘でサンドスポーツを楽しむ ペルーで人気急上昇中の観光地、ワカチナ・オアシスへ その2 砂丘でサンドスポーツを楽しむ

砂丘で人気のスポーツは?

それは“サンドボーディング”です。つまりスノーボーディングのように、砂丘をボードに乗って滑り落ちて来るスポーツです。スキー場と違うのはリフトがないことでしょうか。自分で砂丘を上って降りてくるのは大変なので、現地では旅行会社がサンドバギー(デューンバギー)で、毎朝8時と夕方4時に砂丘へ行くツアーを行っています。サンドボードで下まで降りるとバギーが待っていて、また砂丘の上まで連れて行ってくれ、これを繰り返すのです。

砂まみれは覚悟。でも楽しそう

私はツアーには参加しませんでしたが、参加した人の話によると、サンドバギーは45度近い急傾斜をガクガク上るのでけっこう大変。サンドボードは最初は緩い傾斜の砂丘から始め、慣れて来るともっと高い砂丘に挑戦するとのことでした。最初はボードに腹ばいになって、上達したらその上に乗るという感じです。注意としては、砂まみれになるのでそれ相応の服で行くこと、カメラは防水カメラを使う、物を落としたら絶対に見つからないので、サイフや部屋の鍵などは持って滑らない、口は絶対に開けない(大変なことになる)でした。ツアー代金は45ソーレス(約1800円)ほどです。でもけっこう楽しいと言っていましたよ。時間があれば、私もやってみたかったです。

サンセットビューを目指して砂丘へ

さて、日も傾いて来たので、私は砂丘に上ってサンセットを見ることにしました。ホテルで聞くと、すぐ裏側の砂丘の上がサンセットポイントといいます。下から見ると砂丘の斜面には道らしきものがあり、登っている人影も見えました。上までは15分くらいというので、ジップロックにカメラを入れ、砂まみれになってもいい短パンにTシャツ、サンダルといった格好で向かいました。あまり日没近くだと風景から“色”が消えてしまい、早すぎると暑いので、日没の1時間前に到着ぐらいが目標です。砂丘は人が歩いた跡はあるのですが、登ろうとすると砂が崩れ、最初の50メートルほどは登るのが大変でした。しかし途中から道がある程度(本当にある程度ですよ)踏み固められていて、少し歩きやすくなりました。(その3につづく)