砂丘の頂上にたどり着く

砂丘は石ころなどない純粋な砂だけで、ある意味、これほどわかりやすい砂丘はそうなく、私は前に行った中国の敦煌の鳴沙山とそのふもとにある池の月牙泉を思い出しました。砂丘に限りませんが砂地を歩く場合、すでに足跡がついていればその上を歩く方がまっさらの砂の上よりも楽です。踏まれて、多少砂が落ちついているからです。足跡をなぞるようにしてやっとの思いで半分ほど登ると、下からサンセットを見ようする人たちがどんどん登ってくるのが見えました。歩くピッチを早めて砂丘を上ります。足を砂に取られるので、登るのはなかなか難しいです。ようやく砂丘の頂上に出ました。それまではオアシス側の景色は見えていましたが、ここでようやく砂丘の向こう側が見えたのです。

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どこまでも続く砂丘を目に

砂丘はずっと遠くまで続いていました。その中をサンドバギーが走っているのが見えました。そして足元のすぐ下にはイカの町が広がっています。町のすぐそばまで砂漠や土漠が迫っていることがよくわかりました。私はカメラを取り出して風景を写真に収めましたが、すぐに防水カメラを持って来なかったことを後悔しました。というのも、下から強風が吹き上げてくるので、頂上は砂が舞っているのです。口の中もじゃりじゃりになるほどで、これではカメラに小さな砂が入り込んでしまうのです。私は砂が当たらない、尾根の少し下に座り夕日を眺めていました。周りには、夕日を見ようとやって来た旅行者たちが十人ほどいました。みな登ってくるのが大変なことを知っているので、上までたどり着いた人に「やったね!」と声をかけています。そして目の前に広がる、大自然に見入っていました。

ここを基点にナスカやパラカスへ

町からすぐなので日帰り客も多いワカチナ・オアシス。だからここに泊まっているのは欧米人が多いようです。池の周りにあるレストランで夕食を食べていると、隣にガイドに連れられたフランス人のツアーグループがやってきました。アラカルトで頼んでしたので、少人数のツアーならこんな感じでもいいと思いました。夜は静かに、と言いたいところですが、泊まっていたホテルのレストランにクラブが併設されていたようで、寝ようと思った夜11時過ぎから深夜2時ぐらいまで音楽が鳴り響き、ホテル選びに失敗したと後悔しました(笑) さて、みなさんも機会があったこのワカチナ・オアシスに行ってみるのはどうでしょう。ワカチナからは地上絵のあるナスカまで約2時間、バジェスタ諸島へのボートツアーがあるパラカスまでは約1時間と、両方に行くのにアクセスがいいのです。それぞれへのツアーも出ているので、利用してみるのもいいかもしれません。