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海外現地発ガイド通信

アマゾンマナティに会いに行こう!「アマゾン・レスキュー・センター」


掲載日:2019/02/11 テーマ:動物 行き先: ペルー / イキトス

タグ: かわいい たのしい 一度は行きたい 大自然 珍しい 動物園


貴重なアマゾンマナティの保護施設「CREA(クレア)」

好奇心が旺盛で、人間を恐れないマナティ 好奇心が旺盛で、人間を恐れないマナティ

あの人魚のモデルにもなったという「MANATI(マナティ)」。つぶらな瞳が愛らしい水生動物だ。世界にいる3種のうち、南米アマゾン川に生息する「アマゾンマナティ」は近年の環境汚染や乱獲で個体数が減少。絶滅危急種に指定されているにもかかわらず、食料として捕らえられたり地元住民のペットにされる赤ちゃんマナティも少なくない。一方マナティの生態についてはほとんど知られておらず、育てようとしても多くの場合衰弱させてしまうそうだ。そうしたマナティを保護し、自然に戻す活動を行っているのが、ペルー・アマゾンの街イキトスにある「CENTRO DE RESCATE AMAZONICO(アマゾン・レスキュー・センター/クレア)」。ペルー唯一のマナティ保護施設である。

マナティ見学は午前中がねらい目!

視力は弱いが、口の周りにびっしり生えたヒゲを使って、食べ物を確認したり障害物を避けているそうだ 視力は弱いが、口の周りにびっしり生えたヒゲを使って、食べ物を確認したり障害物を避けているそうだ

マナティは生後1〜2年間ミルクで育つため、クレアではマナティの年齢に応じた水槽に分け飼育している。運が良ければ、赤ちゃんマナティにミルクをあげる様子を見学できるかもしれない。やがて水草を食べられるようになると、大きな水槽へと移動。ところがマナティは一度潜ってしまうとなかなか浮上してこない上、視力が弱いため飼育員が呼びかけてもすぐには反応しない。そんなマナティを観察するには、まだお腹の空いている午前中がオススメだ。食欲旺盛なマナティは水草を食べようと頻繁に顔を出すため、しっかりと見ることができるだろう。マナティの餌代はすべて来場者の寄付で賄われている。水槽近くに募金箱があるので、ぜひ協力してあげたい。

人と野生動物の共存を目指して

オランダの検疫所からペルーに送り返されてきたという9000匹のタリカヤカメ オランダの検疫所からペルーに送り返されてきたという9000匹のタリカヤカメ

アマゾンマナティだけでなく、カメやワニ、サル、オセロット(ヤマネコの一種)など多くの野生動物を保護しているクレア。イキトス環境警察と協力し、一匹でも多くの命を救おうと日々活動を続けている。ただ一方的に動物保護を訴えても、昔から森の動物を食料としてきたアマゾンの人々にその意味を理解してもらうのは難しい。そのためクレアでは、マナティを自然保護区に戻す際周囲の村人に参加を呼び掛けたり、地元の子供たちを招いて環境教育を行ったりしている。またタリカヤカメ(モンキヨコクビガメ)の養殖を住民に指導することで、個体数の保護と伝統的な食生活の両立を図ろうとしている。クレアのこうした姿勢が徐々に地域の信頼を生み、今では市民が傷ついた野生動物を運んできてくれることもあるそうだ。

今ならJICAボランティアによる日本語ガイドも!

古川さんお気に入りのカワウソ。ごく普通のカワウソに見えるが、文献に記載されていない種のため正式な名称は不明だという 古川さんお気に入りのカワウソ。ごく普通のカワウソに見えるが、文献に記載されていない種のため正式な名称は不明だという

アメリカのダラス世界水族館(DWAZoo)やペルーアマゾン研究所などの支援を受け運営されているクレアには、世界中からボランティアが集まってくる。日本の国際協力機構(JICA)も青年海外協力隊を派遣し、クレアの活動を支えている。現在派遣中の古川光咲(ふるかわみさき)さんは、南紀白浜アドベンチャーワールドでも働いていたという動物飼育のプロ。動物たちの世話のほか地域の環境教育にも携わる彼女、クレアの待機時なら日本語で案内をしてくれるそうだ。古川さんの任期は2020年1月までの予定、この1年は日本人旅行者にとって絶好のチャンス。アマゾンの街イキトス訪問の際には、クレアを是非訪れて欲しい。

【関連情報】

タクシーのほか、ローカルバスやモトタクシーでもアクセス可能なクレア。訪問の際は日焼け止めのほか、虫よけも忘れずに タクシーのほか、ローカルバスやモトタクシーでもアクセス可能なクレア。訪問の際は日焼け止めのほか、虫よけも忘れずに

■CENTRO DE RESCATE AMAZONICO(アマゾン・レスキュー・センター)※通称CREA/クレア
住所:Carretera Iquitos-Nauta Km. 4.5, IQUITOS
イキトスの中心部から南へ約13km、モトタクシーで30分ほど。
営業時間:9:00〜15:00 ※年中無休
入場料:20ソレス
公式サイト:www.centroderescateamazonico.com

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/02/11)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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