チチカカ湖観光はどんな内容のものが多い?

チチカカ湖はペルー側とボリビア側に分かれていますが、ペルー側の観光の拠点となる町がプーノです。町なかにはこれといった見どころはないので、昼間は観光客の姿はあまり見えません。ただし、夜になるとレストランやショップが並ぶリマ通りに観光客があふれるので、「ああ、こんなに旅行者がいたんだ」と気づくほどです。さて、プーノを基点としたチチカカ湖観光は、だいいたいコースが決まっています。一番人気なのが、浮島である「ウロス島半日観光(約3時間)」。次がこのウロス島とタキーレ島を組み合わせた一日観光。タキーレ島は、ケチュアの人々がほぼ自給自足の生活をしている島です。あとは以上の2島に、やはりケチュアの人々が暮らすアマンタニ島を加えた1泊2日ツアーがあります。この場合は、アマンタニ島には宿泊施設がないので、民泊となります。

南米ペルーのアンデス高地にあるチチカカ湖、最大の観光地プーノ発のウロス島ツアー(前篇) 南米ペルーのアンデス高地にあるチチカカ湖、最大の観光地プーノ発のウロス島ツアー(前篇)

たいていのツアーに組み込まれているウロス島

さて、今回はもっとも人気の高いウロス島へのツアーを紹介しましょう。毎朝9時過ぎになると、プーノの町外れの桟橋に、旅行会社のミニバンが続々と集まってきます。ここからツアーごとに船に乗り、チチカカ湖へと繰り出すのです。群生する「トトラ(葦の一種)」に囲まれた水路を30分ほど進むと、ウロス島が見えてきます。「島」といってもただの島ではありません。これらはすべてトトラを積み重ねて作った、人工の“浮島”なのです。その島は大小合わせて数十あり、それらがゆるくつながった状態になっています。ボートが近づくと、各島から住民が出てきて、手を振って上陸するようにうながします。カラフルな民族衣装を着た女性たちが、両手を振る姿はとても印象深いもの。さあ、これから島に上陸です。

トトラを食べてみた! その味は?

島に上陸すると、まずガイドからチチカカの名前の由来や生態について、次に「いかにしてこの浮島が作られているか」の説明があります。住民が持ってきた、まだ収穫したばかりのトトラは、一見長いネギのようです。ネギのように白い部分と緑の部分がありますが、この白い部分は食用として食べられるようです。ツアー客にトトラが配られ、私も食してみました。味は、甘くないリンゴのようであり、お世辞には美味しいとはいえませんが、島の子供たちはバリバリと食べていました(笑) (後篇に続く)