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海外現地発ガイド通信

漁師の守護聖人、サン・ペドロの祭り


6月29日は港へ行ってみよう!

右手に天国の鍵とたくさんの魚を持った聖ペドロ像 右手に天国の鍵とたくさんの魚を持った聖ペドロ像

国民の約9割がカトリック教徒というペルーでは、聖人にまつわる祭りがたくさんある。例えば毎年6月29日に行われる「Fiesta de San Pedro/サン・ペドロの祭り」。キリスト教では1年365日それぞれの日に聖人の記念日が設けられており、6月29日は聖ペドロ(もしくは聖ペテロ、聖ペトロ)と聖パブロ(もしくは聖パウロ)の2聖人の記念日とされている。聖ペドロはもともと漁師であったことから漁師の守護聖人として親しまれており、漁業を生業とする海岸沿いの町では盛大な祭りが開催されるのだ。今回は港町ならではの活気溢れる祭りをご紹介しよう。

ペルーのあらゆるB級グルメが楽しめる

当日水揚げされたばかりの魚のフライはいかが? 当日水揚げされたばかりの魚のフライはいかが?

首都リマではCallao(カジャオ区)とCorrillos(チョリージョス区)の祭りが有名だが、観光客が訪れやすいのは後者だろう。まずは市街地のメインストリートであるAv.Defensores del Morro(旧Av.Huaylas)へ。この日は朝から歩行者天国になっており、日常品からお土産品まであらゆるものが露天で売られる。また搾りたてのフルーツジュースや駄菓子類だけでなく、港町ならではの新鮮な魚料理や豚肉の唐揚げ、クイ(テンジクネズミ)のフライなど食べ物屋台も充実しており、何を食べるか迷ってしまうほど。手品師やピエロのパフォーマンス、区内の学校や警察によるパレードもあり、一日中飽きることなく過ごせるだろう。

豊漁と海の安全を祈願して

チョリージョス沖を埋め尽くす多数の船。 チョリージョス沖を埋め尽くす多数の船。

野外でのイベントが賑やかに行われる中、信仰篤い人々は教会へと集う。Av.Mariscal CastillaにあるParroquia San Pedro (サン・ペドロ教会)には船の上に立つ聖ペドロ像が安置されており、その手にはイエス・キリストから授けられたという天国の鍵と銀の魚を携えている。まさに漁師の守護聖人に相応しい姿だ。教会でのミサが終わると、この日のメインイベントである海上でのミサのため、聖ペドロ像を乗せた御輿がゆっくりと町を練り歩きながら港へと向かう。桟橋では聖歌が歌われ、花びらが振り撒かれる。聖ペドロ像を乗せた船は大勢の人々に祝福されながらチョリージョス沖へと漕ぎ出し、ほどなく豊漁祈願のミサが執り行われる。

神聖なミサの後は、ラテンビートで盛り上がろう!

チョリージョスの港、プラヤ・ペスカドーレスの賑わいは夜遅くまで続く。 チョリージョスの港、プラヤ・ペスカドーレスの賑わいは夜遅くまで続く。

海上でのミサは一般観光客も見学可能だ。港からは乗合の観光船がたくさん出るので、値段交渉してみよう。また市街地だけでなく港にもたくさんのレストランや屋台があり、ペルー名物のセビーチェ(魚介のレモンマリネ)や魚のフライなどが食べられる。冷えたビールで喉を潤しながら、美味しい料理に舌鼓を打つのもいいだろう。夕方、海上から戻った聖ペドロ像が教会に運ばれた後も祭りは続く。港に設置されたステージではプロのバンドによるライブが行われ、大勢の若者がビール片手にサルサやクンビアのリズムに合わせて踊る野外ディスコと化す。チョリージョスのサン・ペドロ祭りは、カトリック教徒はもちろん、そうでない人でも十分楽しめる祭りだ。

【関連情報】

香ばしい煙を上げる牛ハツの串焼き「アンティクーチョ」の屋台。 香ばしい煙を上げる牛ハツの串焼き「アンティクーチョ」の屋台。

■Distrito de Chorrillos(チョリージョス区)
リマ新市街の中心ミラフローレス区から車で20〜30分ほど南へ。
※祭りの会場は市街地と港の2か所に分かれている。タクシーで向かう場合、市街地なら「Av.Defensores del Morro(旧Av.Huaylas)」、港なら「Playa Pescadores」と指示を。市街地と港は徒歩でも移動可能。
※スリや置き引きには要注意。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/04/26)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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