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海外現地発ガイド通信

世界一の朝食から羊の頭スープまで。ペルーで味わう朝ごはん


掲載日:2019/07/04 テーマ:グルメ 行き先: ペルー / リマ

タグ: おいしい グルメ レストラン 安い 屋台 朝食 珍しい 珍味


“世界一の朝食”にも選ばれたリマの「チチャロンサンド」

カモーテの優しい甘さや、サルサ・クリオージャのさっぱりとした酸味とのハーモニーが絶妙なチチャロンサンド カモーテの優しい甘さや、サルサ・クリオージャのさっぱりとした酸味とのハーモニーが絶妙なチチャロンサンド

朝食はそれぞれのお国柄を色濃く反映する。食文化が豊かな国ほど、バラエティに富んだ朝食にお目にかかれる機会が増すだろう。ラテンアメリカ一のグルメ国家と謳われるペルーの朝食は、どれも美味しい上に種類が豊富。地域色も強く、訪問先ごとにさまざまな朝食を味わうことができる。首都リマでの人気といえば、豚肉のサンドイッチ「PAN CON CHICHARRON(パン・コン・チチャロン/チチャロンサンド)」。2010年にスペインの新聞社が行った投票で「世界一人気の朝食」に選ばれたサンドイッチだ。下味をつけた豚肉をラードでじっくり揚げ、ペルーのサツマイモ「カモーテ」や、スライスタマネギのレモン和え「サルサ・クリオージャ」と一緒にパンに挟んで食べる。一度食べたら病みつきになること間違いなしの美味しさだ。

「サルチチャ・デ・ワチョ」と「タマル」も定番中の定番

写真右手の四角いものがタマル、左手前のオレンジっぽい料理が卵とじにしたサルチチャ・デ・ワチョだ 写真右手の四角いものがタマル、左手前のオレンジっぽい料理が卵とじにしたサルチチャ・デ・ワチョだ

リマを中心とする中部海岸エリアの朝食を語る上で、「SALCHICHA DE HUACHO(サルチチャ・デ・ワチョ)」も欠かせない。サルチチャ・デ・ワチョとは、リマ北部のワチョという街で作られる豚の腸詰めのこと。腸詰めの中身をよく炒め、そこに溶き卵を加えてふわっとまとめ上げる。腸詰めのうま味を吸った炒り卵とパンの相性は抜群だ。トウモロコシの粉で作る「TAMAL(タマル)」も定番中の定番。ラードや香辛料を加えたトウモロコシ粉の生地を、バナナの葉で包んで蒸したちまきの一種だ。中身は味付けした鶏肉や豚肉、チーズなどいろいろ。生地にクラントロ(パクチー)を練り込んだものもある。またタマルに似た「HUMITA(ウミータ)」も忘れずに。どちらを食べる時も、ペルーの漬物的存在であるサルサ・クリオージャは欠かせない

アンデスの朝ごはんは、滋味あふれる具沢山スープで決まり!

見た目に反してさっぱりとした後味の「ソパ・デ・カベッサ・デ・コルデロ」。コラーゲンたっぷりで、女性にぴったり 見た目に反してさっぱりとした後味の「ソパ・デ・カベッサ・デ・コルデロ」。コラーゲンたっぷりで、女性にぴったり

アンデスを訪れたら、朝食を食べに市場へでかけよう。どんな市場にも必ず食堂があり、スープやサンドイッチ、ご飯物までさまざまなメニューを提供してくれる。オススメは牛の内臓とモテ(茹でトウモロコシ)のスープ「PATASCA(パタスカ)」や、羊の頭で出汁を取った「SOPA DE CABEZA DE CORDERO(ソパ・デ・カベッサ・デ・コルデロ)」だ。見た目はグロテスクだが、味は絶品。臭みはまったくなく、一口飲めば身体の芯からぽかぽかと温まる。ほかにも「CALDO DE GALLINA(カルド・デ・ガジーナ/雌鶏出汁のスープ)」や「CHUPE VERDE(チュペ・ベルデ/ミルクベースの野菜スープ)」などさまざま。アンデスのスープはいずれも具沢山で、ボリューム満点だ。

もっと安く、手っ取り早く済ませたいなら、街角の屋台へ

シンプルな野菜だけのスープでも、アンデスの揚げパン「CACHANGA(カチャンガ)」や蒸しパンと一緒に食べればおなかがいっぱいに シンプルな野菜だけのスープでも、アンデスの揚げパン「CACHANGA(カチャンガ)」や蒸しパンと一緒に食べればおなかがいっぱいに

ツアー参加や移動で時間はないが朝食だけはしっかり食べておきたい、そんな時は街角の屋台を利用しよう。キヌアやマカの入った飲み物や、目玉焼きを挟んだだけの小ぶりなサンドイッチ(PAN CON HUEVO/パン・コン・ウエボ)などが安価で食べられる。「CHOCLO CON QUESO(チョクロ・コン・ケソ/茹でトウモロコシとフレッシュチーズ)」や「EMOLIENTE(エモリエンテ)」と呼ばれる栄養満点のハーブティーもオススメ。衛生面での不安が多少残るものの、庶民の朝の風景を知るには最適な場所だ。バラエティ豊かなペルーの朝ごはんを、ぜひ楽しんでいただきたい。

【関連情報】

キヌアの入った栄養満点のドリンクもオススメ。リンゴやパイナップルの皮を煮だしたジュースでキヌアを炊いたもので、ほんのり甘く飲みやすい キヌアの入った栄養満点のドリンクもオススメ。リンゴやパイナップルの皮を煮だしたジュースでキヌアを炊いたもので、ほんのり甘く飲みやすい

■ペルーの朝食あれこれ
1:ペルーの一般的なホテルの朝食は、コンチネンタルスタイルがほとんど。パン&バター・ジャム、コーヒー、ジュースと卵料理。ハムやチーズ、フルーツがつくこともある。
2:「世界一の朝食」として有名になった「チチャロンサンド」。現地では、週末のちょっとリッチな朝食といった位置づけだ。
3:「ウミータ」とはケチュア語由来の言葉で、プレコロンビア時代から食べられてきたアンデスの伝統食を指す。一方「タマル」の語源はメキシコのナワトル語で、スペインによるラテンアメリカ支配を機に南米各地に広まった。ペルーのタマルは、アンデスのウミータにアフリカ系移民の食文化が加わってできたもの。今でもアフリカ系ペルー人が多く暮らすリマ南部のマラやチンチャのタマルは、美味しいと評判だ。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/07/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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