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海外現地発ガイド通信

マチュピチュ、レインボーマウンテンに次ぐ第3の絶景ポイント!ウマンタイ湖


標高4200m!限りなく空に近い神秘の湖

神秘の湖ウマンタイ。本来スペイン語で“H”は発音しないが、地元では「フマンタイ」と発音する人も多い 神秘の湖ウマンタイ。本来スペイン語で“H”は発音しないが、地元では「フマンタイ」と発音する人も多い

クスコから北西へ約260km。霊峰サルカンタイを始め5000m級の山々が連なるビルカバンバ山系に、標高5473mの「NEVADO HUMANTAY(ウマンタイ雪山)」という銀嶺がある。万年雪を頂くその山の懐にそっと抱かれているのが、神秘の湖「LAGUNA HUMANTAY(ウマンタイ湖)」だ。どこまでも透明なターコイズブルーの湖は、まるでアンデスの空をそのままはめ込んだような美しさ。その輝くような色彩は、水中に溶け込んだ鉱物“クリソコラ(珪孔雀石)”によるものだという。世界遺産マチュピチュ遺跡とレインボーマウンテン(2018年5月19日掲載のペルーガイド記事を参照)に続く、クスコ第3の観光スポットとして人気急上昇中のウマンタイ湖。今回はそのツアーを紹介しよう。

トレッキングのスタート地点「ソライパンパ」へ

体力に自信のない人は馬を利用しよう。料金は片道約70ソレス。「往復OK」と謳う旅行代理店もあるが、下りは急傾斜で馬に負担がかかるため、貸し出しは往路のみとする馬主がほとんど 体力に自信のない人は馬を利用しよう。料金は片道約70ソレス。「往復OK」と謳う旅行代理店もあるが、下りは急傾斜で馬に負担がかかるため、貸し出しは往路のみとする馬主がほとんど

ツアーの大まかな流れは次の通り。ホテルのピックアップは4時〜4時半ごろ、参加者が揃ったらクスコ市内から出発。一行を乗せたバン(またはバス)はクスコの西約100kmに位置する「MOLLEPATA(モジェパタ)村」へ向かい、そこで入山料10ソレスを払う。モジェパタ村、もしくはさらに車で1時間先の「SORAYPAMPA(ソライパンパ)」で朝食を済ませたら、いよいよトレッキング開始だ。ソライパンパのスタート地点からウマンタイ湖へは、徒歩で1時間半〜2時間。標高はレインボーマウンテン(標高5100m)より低いが、傾斜が急な上に道が悪い。岩肌がむき出しになった石だらけの山道を歩くので、トレッキングシューズなどしっかりした靴を履いていこう。

いつまでも眺めていたくなる、透明感あふれる世界

ターコイズグリーンからターコイズブルーへのグラデーションが美しいウマンタイ湖 ターコイズグリーンからターコイズブルーへのグラデーションが美しいウマンタイ湖

右手に山肌、左手に崖を見ながら山道を進んでいくと、唐突に広い場所へ出る。飲み物やスナックを売る木造の小屋が見えたら、湖はもう目と鼻の先だ。最後の岩場を登りきると、光り輝くウマンタイ湖が忽然とその姿を現す。息をのむほどの美しさに、これまでの疲れも一瞬で吹き飛ぶだろう。ミネラル分が濃いため、魚類は一切生息していないという神秘の湖。岸辺にぎっしり生えた水草は、水中でも十分光合成ができるほどの透明度があるという証しだ。素晴らしい景色を堪能した後は、また砂と岩ばかりの急斜面を下り、ソライパンパへと戻る。遅めの昼食を取った後は一路クスコへ。クスコ市内到着は夕方18時から19時ごろになる。

ウマンタイ湖を後世まで残すために

何も言葉はいらない。ただ静かにこの景色を眺め続けたい 何も言葉はいらない。ただ静かにこの景色を眺め続けたい

ウマンタイ湖は、その背後にそびえるウマンタイ山の雪解け水が創り上げたもの。深度はわずか3〜4mしかなく、とても儚い存在であることがうかがえる。レインボーマウンテンが一般に知られるようになったのは、地球温暖化の影響で周囲の氷河が解け、何万年と隠れていた七色の大地がむき出しになったから。ウマンタイ山の氷河が温暖化で溶けきってしまったら、ウマンタイ湖もあっという間にその姿を消してしまうだろう。ゴミの持ち帰りはもちろん、水質汚染につながるような行為はぜひ避けるよう心掛けてほしい。この美しいウマンタイ湖が、ひとりでも多くの旅行者の心を動かし続けていきますように。

【関連情報】

ウマンタイ湖の青は、パワーストーンとしても人気のクリソコラによるもの ウマンタイ湖の青は、パワーストーンとしても人気のクリソコラによるもの

■TOUR LAGUNA HUMANTAY/ウマンタイ湖ツアー
早朝5時ごろクスコ市内発、18〜19時市内着の日帰りツアー
クスコ市内の各旅行代理店で取り扱い
※ツアー料金に入山料10ソレス(外国人料金)が含まれているかどうか要確認。
※4000mを超える高所トレッキングにつき、現地では体力と健康状態を十分に考慮した上自己責任で参加して下さい。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/08/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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