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海外現地発ガイド通信

ペルー・コンチャ(貝)対決!白と黒、どっちがお好き?


掲載日:2020/05/13 テーマ:グルメ 行き先: ペルー / リマ

タグ: おいしい グルメ 魚料理 珍しい 珍味 名物


ペルー自慢の海の幸「オウギ貝」と「黒い貝」

ペルーのシーフード料理店で前菜として人気の「コンチャ・ア・ラ・パルメサーナ」 ペルーのシーフード料理店で前菜として人気の「コンチャ・ア・ラ・パルメサーナ」

南米屈指のグルメ国家ペルー。その代表料理である魚介のレモンマリネ「セビーチェ」は、日本でもすでに知られた一品だ。世界有数の豊かな漁場を有すペルーは、魚類だけでなく貝類も豊富。中でも「CONCHA DE ABANICO(コンチャ・デ・アバニコ)」と、「CONCHA NEGRA(コンチャ・ネグラ)」はグルマンの人気を二分している。コンチャとはスペイン語の「貝」であり、前者は「オウギ貝」、後者は「黒い貝」という意味になる。乳白色の貝柱が立派なコンチャ・デ・アバニコと、紫がかった真っ黒な身が印象的なコンチャ・ネグラ。今回はペルー産コンチャの白黒対決にフォーカスしてみよう。

新鮮な「コンチャ・デ・アバニコ」は刺身が最高!

新鮮なコンチャ・デ・アバニコは貝柱だけでなく、足や貝ひもも生で味わえるのが魅力だ 新鮮なコンチャ・デ・アバニコは貝柱だけでなく、足や貝ひもも生で味わえるのが魅力だ

イタヤガイ科のコンチャ・デ・アバニコは、日本で知られるヒオウギ貝の近種。生息地は北部海岸地方のピウラ州パイタから南部のモケグア州イロまで広範囲にわたり、全漁獲量の8割近くをピウラ産が占めている。コンチャ・デ・アバニコを使ったペルー料理といえば、なんといっても「コンチャ・ア・ラ・パルメサーナ」。ぷりぷりの貝柱が持つほのかな甘味とパルメザンチーズの塩味は抜群の相性だ。首都リマの日本料理店では、新鮮なコンチャを刺身で味わうこともできる。コンチャ・デ・アバニコの特徴であるその大きなオレンジ色の足も、ぷるんとした舌触りで美味しい。味だけでなく、見た目の良さから「アロス・コン・マリスコス」というパエリアに似た料理にもよく利用される。

海の黒い宝石「コンチャ・ネグラ」

リマ以北の海岸エリアでよく食べられているコンチャ・ネグラのセビーチェ リマ以北の海岸エリアでよく食べられているコンチャ・ネグラのセビーチェ

コンチャ・ネグラは、ペルー北部からメキシコにかけての温暖な海に生息するフネガイ科の仲間。ペルーでは、北部のトゥンベス州のみで収穫される貴重な貝だ。コンチャ・ネグラの代表料理は、なんといってもセビーチェ。専用の道具で2つに割ったコンチャ・ネグラの中身を取り出し、レモンやトウガラシでさっと和えた「セビーチェ・デ・コンチャ・ネグラ」は、貝のうま味が存分に引き出された味わいの一品。コンチャ・ネグラの出汁とレモンの相性がまた抜群で、いつも最後の一滴まで飲み干してしまう。しかし産地が限られていることや、鮮度維持が難しいため、どのセビチェリア(ペルーのシーフード料理専門店)でも食べれるというわけではない。逆をいえば、セビーチェ・デ・コンチャ・ネグラが評判の店なら、他のメニューも期待できるだろう。

コンチャ・ネグラには禁漁期間あり

うま味たっぷりの「アロス・コンチャ・ネグラ」。イカ墨料理のように歯が黒くなることはないのでご安心を うま味たっぷりの「アロス・コンチャ・ネグラ」。イカ墨料理のように歯が黒くなることはないのでご安心を

いくら鮮度がいいとはいえ、二枚貝を生で食べるのには抵抗がある人もいるだろう。ましてや貝を開けてから中を洗うようなことはしないので、魚介にアタリやすい人は躊躇してしまうかもしれないが、そんな方にはぜひ「アロス・コンチャ・ネグラ」をおススメしたい。コンチャ・ネグラのうま味をしっかり吸い込んだライスは、いつまでも後を引く美味しさだ。コンチャ・ネグラには資源保護の観点から禁漁期が設けられており、毎年2月15日前後から3月いっぱいまでは漁獲も提供も禁じられている。残念ながらこの期間には食べることができないので、代わりにコンチャ・デ・アバニコを堪能してほしい。ペルー自慢の白と黒のコンチャ対決、お好きなのはどちら?

コンチャ・ネグラ番外編

エクアドル名物「コンチャ・アサーダ」。隣国では一般的な料理なのに、なぜかペルー国内では目にする機会がない エクアドル名物「コンチャ・アサーダ」。隣国では一般的な料理なのに、なぜかペルー国内では目にする機会がない

ペルーのトゥンベス州と国境を接する隣国エクアドルでも、コンチャ・ネグラは人気の食材。漁獲量がペルーより断然多いからだろう、エクアドルのほうがコンチャ・ネグラを使ったメニューは豊富だ。もしエクアドルを訪れることがあったら、「コンチャ・アサーダ」のオーダーはお忘れなく。細かく刻んだタマネギやトマトを加え、ニンニクとバター、マスタードで味付けしたコンチャ・ネグラの炒め物だ。赤道直下にある熱帯の国らしく、付け合わせは甘くないバナナフライがお約束。貝好きには病みつきになる美味しさだが一皿の量が多いので、できれば半量でサーブしてもらおう。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/05/13)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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