南米の2大観光地を結ぶ、現地発の観光バス

南米ペルーの2大観光地といえば、空中都市といわれるマチュピチュ遺跡と、富士山よりも高い場所にあるチチカカ湖ですよね。その観光の起点となる町が、前者はクスコ、後者がプーノです。この2つの町を結ぶ道は、ペルー観光の王道といってもいい移動ルートです。移動所要時間は6〜7時間でしょうか。しかし公共バスを使う個人旅行では、ルートの途中で降りることはほとんどありません。しかし途中にはいくつか見どころもあり、「ただ通り過ぎるのはもったいない!」と思う方もいらっしゃるでしょう。ペルー周遊のツアーでは、そうした見どころに立ち寄るものもありますが、公共バスだと途中下車しなければならず、なかなか不便です。そんな個人旅行者の悩みを解決するバスが「インカバス」です。

チチカカ湖からクスコへ。ペルーの2大観光地を結ぶ観光バスに乗ってみよう その1 チチカカ湖からクスコへ。ペルーの2大観光地を結ぶ観光バスに乗ってみよう その1

観光バスの内容は?

これはインカ・エクスプレス社が運行しているクスコとプーノを結ぶ観光バスで、毎朝7時に双方から出発し、途中の見どころをガイド付きで観光していくというもの。全部で約10時間の道のりです。通常の公共バスは20〜30ドル程度ですが、こちらは60ドルと高め。しかし安全なデラックスバスで入場料込み、ランチも付いているのですから、利用してみる価値はあります。私もせっかくだからと、プーノ発を利用してみました。

プーノ発のバスに乗っていよいよ出発

チチカカ湖畔にあるプーノの町にあるインカ・エクスプレス社のオフィスを訪ねると、2日後のバスの席はほとんど埋まっていましたが、私はひとりだったので何とか隙間にもぐりこめました。何人かで申し込む際は、早めの予約がいいですね。支払いは現地通貨、米ドル払いで。カード払いもできますが、手数料が上乗せされるので、その場合はちょっと高くなります。さて当日、朝6時半からバスターミナルで受付が始まります。ホテルで朝食を食べる時間がなかった人も、ターミナル内でスナックやコーヒー程度はとることができるので、早めに着いても大丈夫です。荷物を預け、乗車。乗客は半数が欧米人、半数が他の南米諸国からの観光客で、アジア系は私だけでした。7時をちょっと過ぎたころ、バスは出発しました。(その2につづく)