「ミニ・マチュピチュ」とも言えるピサック遺跡

ふもとから遺跡はまったく見えなかったのですが、登りきるとふたつの小山の間に遺跡があります。遺跡の造りは、かなりマチュピチュに似ています。マチュピチュも、マチュピチュ峰とワイナピチュ峰というふたつの峰の間に造られた都市。ここもふたつの低い峰の間に遺跡があり、その下に同じようにアンデネス(段々畑)が続いています。そしてマチュピチュ同様、太陽の神殿、月の神殿、見張り台などの跡があります。ただしピサックの規模はマチュピチュの1/5程度。都市と村ほどの規模の差がありました。

クスコ発、インカの「聖なる谷」周遊ツアー その2 マチュピチュ似のピサック遺跡 クスコ発、インカの「聖なる谷」周遊ツアー その2 マチュピチュ似のピサック遺跡

いくつか種類がある遺跡の入場チケット

遺跡に入る前に入場チケットを持っていない人は、ここで購入することになります。クスコ市内と周辺の見どころでは、チケットがゾーン制の周遊チケットになっており、この「聖なる谷ツアー」で寄るピサック、オリャンタイタンボ、チンチェーロの3か所は「周遊チケット3」になります。各チケットは70ソーレス(約2800円)。ただし私は別の日にサクサイワマンなどの「チケット1」のエリアも行くつもりでしたので、すべての場所を含む共通チケット130ソーレス(約5200円)をここで購入しました。両方行くなら、共通チケットがお得です。

ランチはウルバンバの町で

さて、遺跡ではガイドの説明の後、自由行動というパターンです。ただ、スペイン語と英語両方で説明するので、時間が倍かかってしまい、自由時間が減ってしまうのがこうした混載ツアーの難点ですね。あとは“時間に大らか”といえば聞こえはいいですが、みなさん集合時間を守らない(笑) この時はアルゼンチン人の夫婦が20分も遅れて戻って来たので、さすがにガイドに注意されていました。その間、早く来た人はずっとバスの座席で待っていることになるのですからね。12時40分にバスはピサックを出発し、カルカの村を通り越し、2時ぐらいに昼食休憩のためウルバンバの町でストップしました。昼食はビュッフェ形式で、昼食がツアー料金に含まれていない人はここでチケット(約800円)を買うことになります。

マチュピチュへの前泊地として注目

ウルバンバの町は標高約2800m。もともとはクスコに住む人々の保養地であり、週末は泊まりがけで遊びにやってくる人も多く、小さなホテルやペンションがあるところでした。現在はマチュピチュ観光への基点として、注目されている場所でもあります。というのもマチュピチュ行きのツアーでは、飛行機でいきなり標高3400mのクスコに着くと、高山病になってしまう人が出てしまうことがあります。そこでクスコ空港に着いたらそのまま車で1時間半のこのウルバンバへ移動し、マチュピチュへの前泊としてここに泊まるツアーも増えているのです。1泊200ドル以上というヴィラ形式のホテルやリゾート&スパもあるので、ここでまず長いフライトの疲れを癒してのんびりするのもいいですね。(その3に続く)