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民族構成が国際的? 南米にありながら、アジアが感じられる国スリナムとは? (その2)


掲載日:2015/11/05 テーマ:世界遺産 行き先: スリナム / パラマリボ

タグ: 史跡 世界遺産 大自然


手つかずの熱帯雨林が内陸に

民族構成が国際的? 南米にありながら、アジアが感じられる国スリナムとは? (その2) 民族構成が国際的? 南米にありながら、アジアが感じられる国スリナムとは? (その2)

スリナムのその1からの続きです。独立後はクーデターが度重なり、オランダも一時援助を止めたことがありましたが、90年代半ばに民政に移管。ここ20年は政治も安定し、スリナムは観光業にも力を入れ始めています。人口はその9割が北部の沿岸地域、とりわけ首都パラマリボには国の人口の約半分に当たる24万人が住んでいます。その一方で中部の熱帯雨林地域や、南部の熱帯サバナ地域の人口はとても少なく、このエリアには今でも手つかずの自然が残っています。

世界遺産「中央スリナム自然保護区」

ここでスリナムの世界遺産を紹介しましょう。世界遺産は2つあります。ひとつは2000年に登録された自然遺産「中央スリナム自然保護区」です。保護区の面積はスリナムの国土の1割に渡ります。数多くの熱帯の野鳥や、アリクイ、アルマジロ、バク、ジャガー、ピューマなどが棲息しています。ただし先ほども述べたように、交通アクセスが良くない内陸部にあり、なかなか観光で訪れにくいのが現状です。今でもときどき、「スリナムで新種の生物が見つかった!」とニュースになるように、豊かな自然が残されているのでもったいないですね。

世界遺産「パラマリボの市街歴史地区」

もうひとつの世界遺産が2002年に登録された文化遺産「パラマリボの市街歴史地区」です。パラマリボは人口約23万人のスリナムの首都。スペインやポルトガルが造った南米のコロニアルタウンは、広場を中心とした碁盤の目状のものが多いですが、このパラマリボはオランダ式なので、とくに街区が格子状になっていません。またスペインやポルトガルの植民市では石造建築が多いのですが、ここは木造建築が多いのがユニークです。

見ておきたい世界遺産の建物

17世紀に建設が始まったパラマリボ市ですが、19世紀前半に二度の大火に襲われたため、現在の建築はその後の再建です。ただし、パラマリボ最古の建築と言われるゼーランディア要塞は古いものが残っています。そのほかに1730年創建の大統領官邸、1840年頃創建の財務省の建物、1885年に完成したカテドラル、ウァーテルカント(水辺地区)の木造建築などが、世界遺産に登録された見どころになっています。カテドラルはゴシック様式で建てられていますが、それが木造というのは、世界的にも少ないのではないでしょうか。(その3に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/11/05)

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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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