小さな世界遺産の町をちょこっと訪れる

南米の国々は、バスや飛行機、船を利用して行き交うことができます。たとえば、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから隣国ウルグアイのコロニア・デル・サクラメント(以下コロニア)に寄港し、首都モンテビデオへ向かう船があります。コロニアはその古い町並みが世界遺産に指定されています。船会社によっては、往復の乗船チケットと現地バスチケットが含まれたフリーツアーもあり、なかなかお徳です。

お隣の国へ日帰り? ブエノスアイレスからコロニア・デル・サクラメントへ お隣の国へ日帰り? ブエノスアイレスからコロニア・デル・サクラメントへ

国際高速フェリーには免税店がある

ブエノスアイレスとコロニアを結ぶ高速フェリーを運行する会社は2社あり、オフィスはブエノスアイレスの町にあります。港は会社ごとに異なるので、注意が必要です。私は両方のオフィスを訪ねた結果、ブケブス社が催行する船とバスセットのツアーを選択しました。当日、昼過ぎにブケブス社専用フェリー港へ行き、乗船前に出入国手続きを一度に行いました。この時点で、ウルグアイの入国スタンプがパスポートに押してもらえます。1時間の船の旅では、ツアーに含まれる軽食を食べ、船内の免税店を見て回りました。

ウルグアイだが、アルゼンチンペソも使える

到着したコロニアの港では、はじめに地図とバスの乗車パスをもらいます。このバスは、コロニア近郊を訪れることができるループバスです。コロニアの町は、とても小さいので2時間もあれば十分です。クラシックカーが現役で使用されており、静かな古い町なみ、灯台を登って町を見下ろすなど、ゆったりした時間を過ごします。コロニアはウルグアイの町ですが、食べ物や入場料は、ブエノスアイレスからの観光客に融通しており、アルゼンチンペソが利用できます。

郊外で穏やかな時間を過ごすのもおすすめ

1時間に1本のループバスに乗車して行くことができる郊外には、ビーチの広がる海岸線、列車の博物館、古い闘牛場などが見られます。闘牛場近くには、味のある並木道がずっと続いていて、歩いているととても哀愁ある時間が流れています。復路の船に間に合うように、港へ戻り、港で出入国手続きをすませると、短いウルグアイの旅は終了です。コロニアは本当に小さな町ですが、半日のこのツアーはお手ごろでおすすめです。アルゼンチンからのツアーでコロニア・デル・サクラメントを訪れて、スペイン統治時代の町へタイムスリップしてみましょう。