映画同様ライオンがシンボル

ラスベガスの見どころやホテルを紹介するシリーズ。今回はニュー・フォーコーナーにあるホテル「MGMグランド」を紹介しましょう。ニュー・フォーコーナー北側、派手な外観のニューヨーク・ニューヨークの向かいで、入り口の大きなライオン像が目印です。初代MGMグランドは現在フォーコーナーにある「バリーズ」でした。この二代目はマリーナホテルを取り壊して建てられ、1993年に開業しました。入り口にあるMGMのシンボルでもあるライオン像は、この場所でも二代目。1998年に建てられたもので、高さ約14メートルあります。開業当初はニュー・フォーコーナーのランドマーク的存在でしたが、その向かいにもっと目を引くニューヨーク・ニューヨークができてしまい、今ではそっちにランドマークのお株を奪われた感じです。

巨大なライオン像が目印のホテル「MGMグランド」 巨大なライオン像が目印のホテル「MGMグランド」

とにかく大きいのがこのホテル!

開業当時、このMGMグランドの“売り”は「世界最大のホテル&カジノ」でした。今では世界一の客室数があるホテルは、マレーシアのゲンティンハイランドにあるファーストワールドホテル(客室数7351室)です。ラスベガスでもベネチアン&パラッツォ(合計客室数7117室)のほうが客室数は多いですが、客室面積では相変わらず世界一だとか。カジノの広さでも「世界一」はマカオのカジノに抜かれてしまいましたが、ラスベガスでは相変わらず最大級です。広々とした中でゲームをしたいという方にはピッタリでしょう。また、レストランやエンタテインメントが充実しているのもこのホテルの特徴で、日本人旅行者にも人気が高いホテルです。

大きいがゆえの欠点も

とはいえ、欠点もあります。客室数が多く、しかも横に広い造りのホテルなので、ホテル内移動に時間がかかるのです。駐車場から遠い、チェックインに時間がかかる、客室からエレベーターが遠い、客室からプールまでかなり歩く、などです。開業当時あったソフト面での不満は、2000年代以降、ホテルがお客のターゲットをファミリー層からリッチ層にシフトして高級感を打ち出しているので、今はあまりないようです。むしろエンタメとレストランを充実させて、ホテル内でもリゾートライフが完結するようになってきています。また、プールはかつてあった大きなプールがなくなり、小さなプールが複数あるタイプになりましたが、子供には流れるプールが人気のようです(後編に続く)