かつては大きな話題を集めたテーマホテル「エクスカリバー」

ラスベガスの見どころやホテルを紹介するシリーズ。今回はニュー・フォーコーナー南側にある2つのホテル、「エクスカリバー」と「トロピカーナ」を紹介しましょう。まず「エクスカリバー」は、ニュー・フォーコーナー南側、ニューヨーク・ニューヨークの向かい、中世の(というよりおとぎ国の)城が目印です。今ではもっと派手できらびやかなホテルが周辺にあるので、なんとなく地味な印象さえあるエクスカリバーですが、1990年のオープン当時はテーマホテルの先駆けとなったこともあり、かなり注目を浴びた存在でした。また、約4000室という客室数も当時話題を呼びました。しかしそれも今では珍しくなくなり、大きな“売り”にはならなくなってきています。

テーマホテルの先駆けとなった「エクスカリバー」は今はリーズナブルな価格の、ファミリー向けのお手頃ホテル テーマホテルの先駆けとなった「エクスカリバー」は今はリーズナブルな価格の、ファミリー向けのお手頃ホテル

家族連れや節約派にオススメの低料金

「エクスカリバー」とは、中世イングランドのアーサー王伝説に出てくる聖剣の名前です。このホテルは、その名のように中世ヨーロッパの世界をテーマにしていますが、中世といっても歴史的に正しいものではなく、映画やアニメに出てくるファンタジー世界のものです。外観を見てわかるように、客層は完全にファミリー向けを狙っており、ホテル内も子連れが多く大人のムードには欠けます。しかしもしあなたが子連れなら、逆に気楽でいいかもしれません。また中心部のホテルの中では宿泊費が安めなので、何かと出費が気になる家族連れにはいいでしょう。周辺のゴージャスなホテルに比べると、館内の造りは多少の安っぽさは否めませんが、中心部にあることや値段の安さは大きな魅力です。

人気は低料金のバフェと広いフードコート

エクスカリバーのレストランは総じて低料金なのですが、人気は「バフェ」です。「バフェ」とはビュッフェ、あるいはバイキングのことで、自分で好きなだけ料理を取って食べられる食べ放題です。ランチで25ドル、ディナーで30ドルを超えるバフェ(ビュッフェ)が多いラスベガスの中で、ディナーでも25ドル以下(金土日を除く)。しかも、バフェの料理の持ち帰りも可能です。料理の内容は、安いだけあってそれなりという人もいますが、節約派にはおすすめです。また、もっと節約派にはファストフードやカフェ店などが15店舗入った、“ラスベガス一の広さ”というフードコートもあります。(後編に続く)