若い女性から家族連れまで楽しめるリゾートに

ラスベガスというと、いまだに「カジノの町」と思っている人もいませんか? もちろん今でもカジノはラスベガスのシンボルですが、1980年代末以降はテーマホテルが次々と建ち、ラスベガスはカジノ以外にもいろいろ楽しめる総合リゾートに変化しました。エンタテインメントもそれまでの大人向けのショーから、2000年代以降はファミリー層も楽しめるシルク・ド・ソレイユのようなものも増えていきました。また、ショツピングモールやアウトレットモールも次々とオープンし、今はショッピングも充実しています。そして客室数が多いことから、大型の会議や見本市にも対応できるコンベンションセンターも建設され、そちらも集客力を強めています。そんなラスベガスの発展の歴史は、以前「教えて! 世界のカジノ事情【ラスベガスの歴史編】」で詳しく書きましたので、興味があったらそちらも参照ください。今回はそんなラスベガスの「街歩き」を紹介していこうと思います。

ラスベガスのホテル群は、南北に走る大通り「ストリップ」沿いにある ラスベガスのホテル群は、南北に走る大通り「ストリップ」沿いにある

ラスベガスの町の造りをざっくりつかんでみよう

ラスベガスの町の地理をつかむのはそう難しくはありません。ほとんどのホテルや見どころは、「ストリップ」と呼ばれる南北に走る大通り沿いにあります。その北の端がダウンタウン、南の端がマッカラン国際空港付近です。この10kmほどの間が観光エリアです。しかも北側はノースストリップのストラトスフィアタワーを過ぎると、それからダウンタウンの間の約3kmは特に何もありません。なので、一本の通りの正味6、7kmほどがラスベガスのメインエリアになるのです。

町の北側にあるダウンタウン

ストリップのほぼ北端にあるのが、ラスベガスで一番歴史が古い「ダウンタウン」エリア。少し離れているので、メインエリアのホテルに泊まっている観光客はあまり行かないのですが、華やかさはないものの中規模のホテルやカジノ、レストランもあります。また、グレイハウンドのバスディーポもあるので、バス旅行する人には便利かもしれません。たいていの観光客は、ここのアーケードで毎晩行われている無料の光のショー「フリーモントストリート・エクスペリエンス」を目当てに、ダウンタウンにやってきます。(後編に続く)