マルベリーストリートを中心にロケ撮影が行われる

「リトルイタリーと『ゴットファーザー』のロケ地 前編」からの続きです。現在のリトルイタリーの中心は、マルベリーストリート。「Il Cortile」「Benito II」「Ferrara」などのカフェやレストランがあるので、寄ってみましょう。ここにある「Mulberry Street Bar」(住所176 Mulberry St.)は、『ゴッドファーザーPART III』(1990)で、マイケルと娘のメアリーが訪れるシーンでロケされています。このマルベリーストリートの北側にある、セント・パトリックス・オールド大聖堂(住所264 Mulberry St.)は、『ゴッドファーザー』のラストでマイケルが息子の洗礼式に出席するシーンでロケされた場所です。ただし、内部のみで、外観はスタッテン島にある別の教会です。またそれを受けて、『ゴッドファーザーPART III』のオープニングでは、マイケルが勲章を受勲するシーンでもこの教会でロケがされています。
●Mulberry Street Bar  [URL]www.mulberrystreetbar.com

現在のリトルイタリーは、イタリア料理のレストランやカフェが中心 現在のリトルイタリーは、イタリア料理のレストランやカフェが中心

映画やテレビのロケに使われるリトルイタリー

マルベリーストリートは、リトルイタリーの中心的存在なので、他の映画のロケにもよく使われています。1999年から2007年までアメリカで放映されていた人気TVドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」にもよく登場しますよ。また、『ゴッドファーザーPART II』などでモデルになった実際のマフィアのギャング、ジョーイ・ギャロが1972年に家族と食事中に5発の銃弾を浴びて殺されたのも、この通りにあるレストラン「Umberto's Clam House」(住所129 Mulberry St.、現在は移転)でした。

ニューヨークにあるその他の『ゴッドファーザー』のロケ地

また、リトルイタリーからは、6、7分ほど南に歩いた場所にあるニューヨーク郡最高裁判所前の階段も、『ゴッドファーザー』のラストで、マイケルの敵パルツィーニがニセ警官に暗殺されるシーンに登場します。名作映画『十二人の怒れる男』のラストもこの階段です。ちなみに他のロケ地では、『ゴッドファーザー』でヴィトーの配下ルカ・ブラジが、ソロッツォに会いに行くのが、タイムズスクエア近くにあるエジソンホテル(住所228 West 47th street)のバーです。

リトルイタリーへの行き方

リトルイタリーへは、メトロ「キャナルストリート」駅下車。マルベリーストリートまでは、徒歩約3分です。緑、白、赤のイタリアの三色旗を掲げた店が並んでいるのが目印。隣接してチャイナタウンがあるので、そちらも合わせて散策してみましょう。かつての面影はあまり残っていないかもしれませんが、ぜひ映画『ゴッドファーザー』の場面を思い出してみましょうね。