ニューヨークならではの訪問地「国連」へ行こう!

世界最大の国際機関、国際連合(United Nations)、略して「国連」。名称は聞いたことがあっても、その活動について知る人は意外と少ないはず。実は私も全く興味がなかった張本人です。しかし、ひょんな事から今回国連へ足を運ぶ流れに。すると、目からウロコの連続、国連の活動って面白い! 最後には、つい国連グッズを沢山買ってしまうほどファンになり、充実した気持ちで国連を後にしました。そんな私の経験から、国連はニューヨーク観光おすすめリスト上位に急浮上しました。皆さんもぜひ1度訪れてみてください。

国連の活動を、わかり易く熱心に説明してくれるガイドさん 国連の活動を、わかり易く熱心に説明してくれるガイドさん

「国連」を訪問するにあたり、何が必要?

まず入館するには、国連本部向かいにある別ビルでの手続きが必要です。その際、パスポートが必要なので、忘れずに持参してください。顔写真撮影などのセキュリティーチェックの後、入館証シールがもらえるので、それを身につければ準備万端! 国連本部ビルのゲートへと向かいましょう。ゲートでは空港と同じような流れで荷物検査があります。持ち込めるカバンの大きさに制限があるので、国連訪問時には小さめのバックを心がけましょう。その詳細はHPでチェックする事ができます。国連の公式ホームページはこちら。 http://visit.un.org

193カ国が加盟する「国連」。その土地は誰のもの?!

国連本部の敷地内に一歩足を踏み入れると、そこはもうアメリカではないって知っていましたか? 敷地内は、すべての国連加盟国により管理されているため、アメリカ領土ではなく、国際領土になるんですね。警察、消防、郵便局などもすべて独自のもので、手紙もここから出すと消印はアメリカではなく国連のオリジナルスタンプが押されます。手紙の出し方の詳細は(後編)でご紹介します。ニューヨーク旅行をきっかけに、アメリカであってアメリカではない、この特異な空間にある、世界最大の国際機関について、さらに知識を深めませんか? 国連は世界中の人に解放されています。

意外と知られていない、「国連」がニューヨークにある理由

イーストリバー沿いの広大な敷地を占める「国連本部」ですが、最初からニューヨークへの設置が決まっていた訳ではありません。実は、ロックフェラー2世がこの土地の寄付を国連に申し出たのです。この名前、どこかで聞き覚えがありませんか? そうです。観光地として有名な、あのロックエフェラー・センタービルの資金提供者ですね。ただのお金持ちかと思っていたら、活発に慈善活動もしていたようで、すっかり感心してしまいました。彼の寄付がなければ、国連は今頃他の州にあり、NYも今とは違った趣となっていたかと思うと、なかなか感慨深いですよね。

予約無しで見学可能なビジターセンターも見所満載

国連本部の敷地内には「あ、これ教科書で見た事がある」的なオブジェなどの展示物がいっぱいです。銃口が結ばれた銃のオブジェ「ノッテッド・ガン(Knotted Gun)」もその一つ。非暴力・平和の象徴の訴えとし知られてはいるものの、それがジョン・レノンの射殺を受け、その家族の依頼によりつくられたものであるという背景を知る人は少ないはず。そういったバックグラウンドを踏まえてオブジェを見ると、銃被害者のリアルな平和への願いが、心により強く訴えかけてくる作品です。これらは全て、予約なしで入れるビジターセンターで見る事ができます。(後編に続く)