セントラルパークの西南の角にあるランドマーク

ニューヨーク、マンハッタンの中央に南北に長く延びる公園、セントラルパーク。その西側は「アッパーウエストサイド」、東側は「アッパーイーストサイド」と呼ばれるエリアになっています。ともに住宅街ですが、博物館や美術館も点在し、まったく観光客に関係ないエリアではありません。さて、今回紹介するのは、そのセントラルパークの西南の角、通りで言えば「セントラルパーク・サウス Central Park South」と「8番街 8Th Ave.」、そして「ブロードウエイ Broadway」の3つが交わるところにあるランドマーク、「コロンバス・サークル」です。

車通りが多いコロンバス・サークル。右側の円柱の上にコロンブスの像が見える。左の地球儀のうしろに見える黒い建物は、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー 車通りが多いコロンバス・サークル。右側の円柱の上にコロンブスの像が見える。左の地球儀のうしろに見える黒い建物は、トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー

広場の名前はコロンブスにちなんだもの

コロンバス・サークルは円形の広場で、その周りを車が回るロータリーになっています。地下鉄の駅やバスの停留所もあり、また、車も行き交うというマンハッタンの交通の要衝で、ニューヨークのランドマークとして紹介されることもしばしば。その目印となるのが、広場の中央に立つ円柱で、その上にはクリストァー・コロンブスの像が建っています。いうまでもなくコロンブスは、(ヨーロッパから)アメリカを“発見”した人物ですね。もちろん、コロンバス・サークルの名前は、このコロンブスにちなんだものです。

コロンブスの新大陸発見400年を記念

このコロンブス像は、1892年にコロンブスの新大陸発見400周年記念のひとつとして、イタリア語新聞の基金によって建てられました。コロンブスの船はスペイン王室が派遣したものでしたが、コロンブス自身はイタリアのジェノヴァ出身だったからでしょう。柱の台座を飾るレリーフは、コロンブスの最初のアメリカ行きの航海船だったニーニャ号、ピンタ号、サンタ・マリア号の3隻の船です。この広場はまた、アメリカ初の円形交差点でもあり、1905年に完成しました。

タイムワーナーセンターでショッピング

このコロンバス・サークルの西側には、タイムワーナーセンターがあります。76階建てのツインタワーが目印ですが、高いので真下に来てしまうとわからないかもしれません。ここにはマンダリン・オリエンタルホテル、ブランドショップ、レストラン街などが入っています。地下一階にはニューヨーク随一のマーケット「ホールフーズ」が入っているので、のぞいてみては? 気軽に食べられる、イートインコーナーもありますよ。また、サークルの北側には52階建てのトランプ・インターナショナル・ホテル&タワーがあります。こちらの前には、銀色の地球儀の模型が飾られており、これもいい目印になっています。さあ、ここを起点にしてセントラルパークやリンカーンセンターに行ってみましょう!