ニューヨークに来たということを実感する場所ならここ!

ニューヨークというと、皆さんはどんな風景を思い浮かべるでしょうか? 自由の女神像やセントラルパークももちろんですが、私は派手なネオンサインに囲まれたタイムズスクエアが最初に頭に浮かびます。映画やテレビでは、舞台がニューヨークであることがすぐわかるように出てくる場所ですし、大晦日のカウントダウンもここ。ニューヨークで一番の繁華街と言えるブロードウェイもここにありますし、地下鉄の大きな乗り換え駅だってあります。そしてここは、いつも私のような新参者の観光客でいっぱいなのです。

ニューヨークといえば、やはりこの風景ですよね! ニューヨークといえば、やはりこの風景ですよね!

私が最初にニューヨークを訪れた1980年代は

かくいう私も、一番最初にニューヨークを訪れた時は、まずはこのタイムズスクエアを目指しました。ここに立てば、ニューヨークに来た実感が湧くと思ったからです。ただし1980年代のニューヨークは、現在に比べると治安もあまり良くなく、地下鉄に乗って夜に行くのは、少々おっかなびっくりでした。訪れたタイムズスクエアは観光客も現在に比べれば少なく、2月の寒いこともあって急ぎ足で通り過ぎる人も。それでもやはり、「観光地だなあ」と思うほどの観光客はいました。当時は、タイムズスクエアのネオンサインは、日本企業のものばかり。今から思えば、当時の日本は景気が良かったんですねえ。現在は健全な街になったタイムズスクエア周辺ですが、80年代はまだまだ怪しげな雰囲気の店も多かったんですよ。

タイムズスクエアはマンハッタンのどの辺り?

さて、タイムズスクエアは、マンハッタンのほぼ中心部、東西に走る42丁目と、南北に走る7番街、そして南北斜めに走るブロードウェイの3つの道が交差する辺りのエリアを示しています。広義な意味では、その周辺も指すこともあります。また、周辺はミュージカルや演劇を上演する劇場が多く、劇場街としての「ブロードウェイ」や「シアター・ディトリクト」と場所が被ることもあります。ただし、観劇に行く時や劇場街に行くという意味の時は、「タイムズスクエアに行く」とはあまり使いません。どうしても、ネオンに囲まれた“屋外”のイメージがあるからです。この空間を囲むビルの外壁には、アメリカでは珍しいほどの密度で電光看板やネオンサインがひしめいています。アジアの繁華街では見慣れた電光看板ですが、アメリカ人にとっては、日本人が見るよりもきっと華やかに見えるのではないでしょうか。(後編に続く)