ひと目でニューヨークとわかる場所

“ビッグアップル”ニューヨークを象徴する場所といえば、タイムズスクエアです。東西に走る42丁目、南北に走る7番街とブロードウェイが交差する三角地帯で、電光看板が彩るビルが囲みます。周囲はブロードウェイの劇場街。年越しのカウントダウン会場としてテレビ中継もされる場所で、ここが映ればそこがニューヨークだとわかる場所ということから、実に多くの映画に登場してきました。今回は、ニューヨーク訪問前の予習に、このタイムズスクエアが画面に登場する映画をいくつか紹介して行こうと思います。

ひと目でニューヨークとわかるので、数多くの映画に登場するアイコンです ひと目でニューヨークとわかるので、数多くの映画に登場するアイコンです

タイムズスクエアに面した劇場で起きる人間ドラマ『バードマン』

タイムズスクエアが登場する映画で、近年で最も印象に残ったのは、2014年のアカデミー作品賞受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』です。自動ロックにより、パンツ一丁の姿でうっかり劇場の外に締め出されたマイケル・キートン演じる主人公の俳優。仕方なく劇場の外側を歩いて戻ることになるのですが、そこはタイムズスクエアのど真ん中で観光客がいっぱい。予期せずに注目を浴びてしまうシーンです。映画はもちろん傑作ですし、ブロードウェイのバックステージものとしても面白いですので、ニューヨークに行くならぜひ見てくださいね。。映画の舞台となる劇場は、44丁目にあるセント・ジェームズ劇場を借り切って撮影されました。

誰もいないタイムズスクエアは悪夢?『バニラ・スカイ』

いつも車が行き交い、人でいっぱいのタイムズスクエア。だからこそ、2001年の映画『バニラ・スカイ』の冒頭で、トム・クルーズが無人のタイムズスクエアで呆然とするシーンは、観客を物語に引き込むのです。これは1997年のスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』の舞台を、ニューヨークに移した英語版リメイクです。トム・クルーズが住んでいるアパートはセントラルパークを見下ろすダコタハウス。ジョン・レノンが住んでいたビルですね。セントラルパーク、グリニッジビレッジなど、本作はニューヨーク各所でロケをしており、ニューヨークへ行く前に見ておくといいかもしれません。(後編に続く)