「ボルテックス」を求めて、人々が集まってきた

「アメリカ屈指のパワースポット、セドナで心癒されよう(その1)」からの続きです。さて、日本でいう「パワースポット」にあたるボルテックスですが、セドナにはこれが複数あるだけでなく、町自体がボルテックスということで、1970年代以降はこの町に癒しやパワーを求める、多くのニューエイジ的な思想を持つ人たちがやってきました。“ニューエイジ”は特定の宗教というわけではなく、非西欧的な神秘思想全般を指しますが、瞑想やヨガが西欧人の間で流行りだしたのもこのころですね。

あの有名人もやってくる? アメリカ屈指のパワースポット、セドナで心癒されよう(その2) あの有名人もやってくる? アメリカ屈指のパワースポット、セドナで心癒されよう(その2)

今や人気観光地になったセドナ

「ボルテックス」を信じるか信じないかはともかく、次第にこの地には芸術家たちや精神世界を探訪する人々、そして癒す人、癒される人たちが移り住むようになりました。また、都会では仕事に追われて精神的な余裕がない人々が、リラックスしに訪れるようにもなり、ホテルやリゾートも次々と建てられるようになりました。こうしてセドナは、今や“癒し”や“パワー”を求める観光客を集める町になったのです。日本ではセドナに憧れる人は若い女性が多いようですが、アメリカではやはり“70年代に青春”という方も多く、やってくる人たちの年齢層は意外に高いようです。

セドナにある4大ボルテックスとは?

もちろん、スピリチュアルなものにあまり興味がなくても、自然に囲まれたセドナはふつうの観光で十分に楽しめる町です。単にリラックスするにもいいところでしょう。ただしせっかく来たら、「ボルテックス巡り」もしてみたいもの。セドナ自体がボルテックスともいえますが、なかでも人々を集めているのが「4大ボルテックス」と呼ばれているポイント。町の中心にある「エアポートメサ」は徒歩でも訪れることができるので、行きやすいですね。あとは町から少し離れたところにあるので、車かツアーで行くことになります。町の北西にある「ポイントキャニオン」は女性性と男性性を併せ持ち、町の南にある「カセドラルロック」は女性性が、さらに南にある「ベルロック」は、男性性が強いボルテックスです。「レッドロック」と呼ばれるこうした岩山は、4大ボルテックス以外にも数多くあり、その形からさまざまな名前が付けられています。(その3に続く)