エンジェルフォールツアーの際に寄る、カナイマの滝めぐり

南米ベネズエラある世界遺産「カナイマ国立公園」は、世界最大の落差を持つ滝、エンジェルフォールを有することでも知られていますが、そのツアーに参加した場合、たいてい半日の「カナイマ湖畔滝めぐり」のショートツアーがついてきます。私はこれを最初は、“エンジェルフォールのおまけ”ぐらいに考えていたのですが、これはこれで期待していなかったせいか、大いに楽しめました。いや、絶対おすすめです。

防水機能付きデジカメ必須。世界遺産「カナイマ国立公園」にある滝の裏側めぐり(前篇) 防水機能付きデジカメ必須。世界遺産「カナイマ国立公園」にある滝の裏側めぐり(前篇)

カナイマ湖畔から見える滝の絶景

エンジェルフォールツアーの基点となるカナイマの村は、いくつもの滝が流れ込むカナイマ湖畔に面しています。ここへ行くには飛行機しか手段はありません。ワク・ロッジ前の湖畔がちょっとしたビーチになっていて、ここに宿泊するとのんびりできるでしょうね。砂の色はややピンク色を帯びて、湖の色はウーロン茶ともコカ・コーラとも言えるような色になっています。これは上流のジャングルの植物に含まれるタンニン成分が流れ出して、水を染めているのだと言います。湖にはカナイマのシンボルともいえる3本のヤシの木が立っています。そして、湖畔に立つと目の前に右からウカイマの滝、ゴロンドリナの滝、ワダイマの滝、そしてちょっと離れた左端にアチャの滝が見えます。それぞれ高さはありませんが、いくつもの滝を同時に見られるのは、絶景といっていいでしょう。ここもエンジェルフォール同様、雨季のほうが水量も多く、見ごたえがあります。

滝めぐりのツアーはエル・サポの滝から

さて、滝めぐりのツアーは、午後2時半ごろ出発します。各ロッジから徒歩でカナイマ湖畔に向かい、そこでボートに乗って湖を横断。向かって一番左に見えるアチャの滝の先の入り江まで移動し、そこで上陸して20分ほど小さな丘を歩きます。道はなだらかな道なので問題ないでしょう。丘の反対側に出ると、エル・サポの滝に出ます。豪快な水しぶきをあげて落ちていく滝の水ですが、さあここで防水機能付きのカメラの出番です。滝の裏側に通路があり、裏側から滝の水が落ちていく姿を見ることができるのです。ただし、滝の裏側に行くには一度滝の水を浴びでずぶぬれにならなくてはなりません。本当に、頭からびしょ濡れになるしかないのです。(後篇に続く)