ツアーの値段によって宿の快適さが変わる

カナイマのホテルは場所が場所だけにベーシックなところがほとんどでした。そのなかでも一番設備が充実しているのは、カナイマ湖畔にある「ワク・ロッジ」でしょうか。部屋から水着で湖畔に出られます場所です。しかし私の宿は湖畔から少し離れたもっと安いところで、部屋は清潔でしたがとても簡素で、浴室は水シャワーしかありませんでした。また、ツアーに付いている食事もシンプルなもので、欧米人には量的には物足りなさそうでした。たぶん、こうしたところも、値段相応になるのだと思います。

ベネズエラの世界遺産「カナイマ国立公園」のエンジェルフォールへ!(その2) ベネズエラの世界遺産「カナイマ国立公園」のエンジェルフォールへ!(その2)

休む間もなくエンジェルフォール行きのボートに

本来ならば、到着日の午後はカナイマにあるエル・サポの滝を見学し、カナイマのロッジに宿泊。翌日にエンジェルフォールに向かう予定でした。しかし着いてみると、前日に到着した他の客と合わせてボートに乗せ込む都合で、その日に着いた私たち旅行者4人は、すぐにボートに乗って出発することになりました。カナイマ村からエンジェルフォールまでのアクセスは、ボートしかありません。しかもそれも水量が多い6〜11月の雨季のみの運行です。私が行ったのは7月の雨季真っ最中でしたが、それでも途中に水量が少なくて、30分ほど陸を歩く区間がありました。ボートは細長く、座席はそこに板を渡しただけ。10人乗りぐらいでしょうか。乗る前にガイドから、濡れてもいい恰好で乗るようにと指示がありました。

川をさかのぼり、いざ上流へ!

というのも、流れが速いところもボートは通るので、ときにはかなりの水しぶきがかかってしまうことがあるからです。また雨季ですから、当然ながら雨が突然降ってくることもあります(ボートに屋根はありませんが、荷物はシートでカバーされます)。ということでポンチョを着ている人もいますが、多くの人は濡れてもいい服とサンダルで済ませていました。とてもいい天気だったので私はTシャツと短パンだったのですが、これが後で失敗だったと気づきます。カナイマを出たボートは、途中でランチ休憩をはさみ(サンドイッチが配られます)、4時間ほどでキャンプ地とエンジェルフォール展望台への遊歩道が始まる上流に着きました。ここでサンダルから足元のしっかりした靴に履き替え、虫よけクリームを塗ります。大きな荷物はボートに積んだままにしておけば、スタッフがキャンプまで持って行ってくれます。(その3に続く)