厳しく品質管理がされているフランスのワイン。

フランス国内で生産されるワインは、法律によって4つのカテゴリーに分けられています。一番上位ランクのAOCワイン(原産地呼称統制ワイン)は、生産地、ぶどう品種、栽培法、醸造法、アルコール度数などの項目が厳しく制限されていて、この規定をクリアしたワインだけが、その地名をラベルに表示することが出来ます。しっかりとした品質管理のもとに、地域ごとの様々な個性を楽ことができるのがフランスワインの魅力でもあります。ここではぜひ実際に訪れてみたい代表的な産地を紹介します。

ワイン好きなら訪れてみたいワインの名産地【フランス編】 ワイン好きなら訪れてみたいワインの名産地【フランス編】

「ワインの女王」と評される芳醇なワインを産み出すボルドー地方。

フランスの南西、大西洋岸に位置するボルドー地方で作られているボルドーワインは、複数のぶどうを混ぜて作られるのが特徴で、ブレンドの比率はワイナリーによって違います。そのため同じ地域でも、ぶどう園によって個性が違う味わいのワインが揃っているのが魅力になっています。主な銘柄は「シャトー・マルゴー」、「シャトー・ラトゥール」、「シャトー・オーブリオン」などで、コクがありタンニンの利いたしっかりとした味わいのものが多く作られています。滞在中にワイナリーを尋ねるなら、ボルドーの町を起点に様々なシャトー巡りのツアーが催行されています。ぶどう畑を眺めながら味わうワインはきっと忘れられない思い出になるでしょう。

文化や気候がドイツに近いアルザス地方では、白ワインが名産品。

フランス北東部にあるアルザス地方はドイツ国境にほど近く、文化的にもドイツの影響を強く残している土地です。ライン川とヴォージュ山脈に挟まれた地域にワインの生産地が集まっており、ここで作られるのがアルザスワインです。気候や文化もドイツと共通点が多いので、ドイツワインとよく似た口当たりの爽やかな白ワインが多く作られており、フランスワインの中でも個性的な存在になっています。アルザス地方の中心地ストラスブールには評判のレストランも数多くあるので、特産の白ワインとアルザス料理をぜひ味わってみてください。

ワイナリーの見学ツアーに参加してみましょう。

ワイナリーなど生産者を実際に訪ねてみたい時は、見学ツアーに参加するといいでしょう。ツアーは現地発のものや、日本の旅行会社がオプショナルツアーとして用意しているものがあるので、旅行の計画を立てる際に希望を伝えるといいでしょう。一般的にワイナリー見学では、ぶどう畑の説明、醸造所の見学、ワイン醸造工程の説明、カーヴの見学、試飲、という流れで進み、1時間〜1時間半程度のものが多いようです。ワインショップに並ぶ銘柄がどうやって醸造されているのかを知ると、一層味わい深いものになりますね。