ドイツビールだけではない、ドイツワインの魅力とは。

ドイツワインの生産量は、世界全体からみるとわずか数パーセントに過ぎませんが、白ワインを中心とした水準の高いワインを数多く作り出しています。日本でも手頃な価格と爽やかな飲み口で親しまれています。旅行先としてドイツを選んだら、ワインの名産地を訪れてみてはいかがですか? 現地ならではの郷土料理と一緒にいただくワインは、旅の最大の楽しみになると思います。主な名産地をご紹介していきましょう。

ワイン好きなら訪れてみたいワインの名産地【ドイツ編】 ワイン好きなら訪れてみたいワインの名産地【ドイツ編】

「優雅な貴婦人」ラインガウ地方

ラインガウ地方では、「優雅な貴婦人」と喩えられる、力強く果実味が豊かな黄金色の白ワインが作られます。ライン川北岸の南に面したタウヌス山腹の一面にはぶどう畑が広がっており、ここではライン川の水面からの反射光のお陰で、通常より2割も多く太陽光を受けた良質のぶどうが育ち、ドイツにおける最も高級な歴史的ワイン産地となっています。また、遅摘みの「貴腐ワイン」として知られている「シュペートレーゼ」を産み出したワイナリー、ヨハニスブルク城も見所となっていて、ワインセラーの見学やワインのテイスティング、ワイン販売も行なっています。

ドイツ最古のワイン生産地を擁するモーゼル地方。

モーゼル川とその支流のザール川の沿岸は、ドイツワイン発祥の地と呼ばれ、実に2000年あまりもの歴史を持つ国内最古のワイン生産地です。リースリング種を中心とするモーゼルワインは、爽やかで繊細な味わいが特徴。ペルルからコプレンツをつなぐ「モーゼルワイン街道」は人気の観光コースにもなっており、その中でも中心都市のトリーアには、多くのワインケラー、ワイン専門店、ワインの博物館や国立のワイン学校などがあり、ワイン好きならぜひとも立ち寄りたい町です。

初夏から秋にかけてドイツ各地で行われる「ワイン祭」

ドイツというと、ビールを思い浮かべる方が多いと思いますが、ドイツ人のワインの年間消費量は世界第4位と、実はワインの方が多く飲まれています。6月から9月の間、ドイツの各地では「ワイン祭」が開催されます。地元の手作り郷土料理とともに土地のワインを味わう素朴なお祭りは土地の人々とも触れ合えて雰囲気も抜群です。各地の開催日程などの情報は、ドイツ観光局のホームページでも確認できます。