熱が出たら要注意。それは病気の兆候

「海外旅行に発熱と下痢はつきもの」という強者もいますが、「下痢」は精神的なストレスや飲食物が体に合わないなど、病気とは言い切れないことが原因でなることもあります。しかし「発熱」は病気の兆候です。そんなときは、「ちょっとした風邪だろう」、「短い海外旅行なので、熱を押しても観光がしたい」と、自分の体調を過信しないことです。熱が出るといっても、38度以上の高熱が続くとは限りません。微熱が続き、何か体がだるいときもあります。やはりそんな時は、当たり前ですが現地の医者にかかるのが一番です。日本にはない、現地で流行っている病気があるのですから。

熱帯で蚊が媒介する「デング熱」

ミャンマーで「何か体がだるくて、熱っぽいんだよね」と言っていた旅仲間が、その数日後、デング熱にかかっていたことがわかりました。マラリアほど知られていませんが、蚊が媒介するウィルス性の病気であるデング熱は、タイやインドネシア、インド、中南米といった熱帯ではポピュラーな病気で、日本人旅行者もよくかかっています。40度近い高熱が続くのですが、潜伏期間が4日〜1週間ほどあるので、日本に帰ってきてから発症することもあります。ただしその場合、日本のお医者さんの中にはこの病気に関する知識が少なく、最初は他の病気に判断されてしまうこともあるようです。重症になると死に至ることもあるので、そんな場合は感染地域に行ったことを告げましょう。

悪寒がしたら、発熱の前兆。すぐに医者に行こう

急な発熱を起こした場合は、悪寒がするものです。私の場合は、日中に疲れてだるく、ホテルに戻ってシャワーを浴びたときにゾクゾクっとしたら、「あ、この後に熱が出てダウンするな」とわかります。様子を見て直らないようなら、病院に行きましょう。海外旅行傷害保険に入っていたら、治療費の心配はいりません。日本から持って行った薬は、風邪の初期症状などのときは効きますが、具合が悪くなってしまったときはあまり効きません。現地で処方してもらった薬のほうがやはり効きますね。