「下痢は必ずするもの」と思って旅行する

海外での下痢といっても原因はさまざまです。細菌性の下痢が一番考えられますが、同じ料理を食べたりしていても、下痢にならない人もいます。まずは体質的に下痢をしやすい人は、軽い下痢ぐらい必ずなると思って海外旅行に出かけるといいでしょう。「下痢をしないように」ではなく、「下痢は必ずするので備えて行く」ぐらいの気持ちですね。

気がつかないほどのストレスが原因の場合も

よく「旅行者性下痢」という言葉がありますが、その原因はひとつではありません。理由のひとつに「急激な環境の変化によるストレスからくるもの」があります。ストレスに自覚がない人もいますが、やはり旅行中は毎日いろいろな人に接し、何かと気が張っているもの。それが身体に響いてきます。またツアーなら、その忙しいスケジュールも原因のひとつです。団体行動は何かと疲れるものです。次に、食生活の変化があります。時差があるので、食事のタイミングは日本と異なる上、食べ慣れない料理を毎日食べることになります。

おいしいからと言って、食べ過ぎに注意

昔、ツアーの添乗を何回かしたことがありますが、ツアーの初日はみなさんけっこう元気なものです。食事も「おいしい」とブッフェでは山盛りでごはんを食べています。そして3日目ぐらいになると、下痢をする人が出てきます。「食べ過ぎ」ですね。脂っこいもの、食べ慣れないものを、日本にいる時よりも大量に食べるので、胃腸も疲れるというものです。さらに時差があると、いつもは寝ている時間に飲んだり食べたりしているので、それは下痢にもなるでしょう。

トイレの位置を常に確認しておくこと

あとは、暑い国では、「水分を取り過ぎ」や「冷房の効き過ぎ」も原因のひとつです。外は暑いのに、部屋の中の冷房がギンギンに冷えている場合は、体調も崩しやすくなりますよね。ツアー中なら、下痢が続く場合は飲食を控えめにして、食べ物も油少なめの消化しやすいものに変えましょう。そして、常にトイレの位置を把握しておくこと。急にトイレに行きたくなったときに、場所が分からなくてあわてることがないように。そんな時に限って、現地ガイドが見つからなかったりするものですから。