歯ブラシのヘッドが小さいのは日本くらい!?

スペインに住み始めてから、まだ歯ブラシを現地で買ったことがありません。あちこちのスーパーで探しましたが、どれもブラシの部分、ヘッドが大きいんです。調べてみると、アジアから欧米までどの国の歯ブラシも大きいらしく、小さいのは日本だけかも? 日本で売っている歯ブラシも昔はヘッドが大きかった記憶がありますが、今はみんな小さいですよね。先細毛で歯周病を防ぐとか高密度毛で歯垢とステインを除去とか、日本の歯ブラシは多機能過ぎてどれを選んでいいやら悩むほどのラインナップです。

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ユニークなお土産に世界の歯ブラシと歯磨き粉を

ヘッドが大きい目のスペインの歯ブラシですが、ビビットな色使いとユニークな形のものが多いので、面白いお土産になると思います。私の友人は、いつも「子供用の歯ブラシがかわいい」と言って大量にお土産に買っていきます。虫歯を防ぐキシリトールの研究が進むフィンランドでは、キシリトール入りの歯磨き粉やガムがたくさん売られていて、しかもお安いのでおすすめです。クロアチアには抗菌作用を持つプロポリス(蜜ヤニ)入りの歯磨き粉が、またインドにはアーユルベーダの処方によって作られた歯磨き粉があって、どちらも体によさそうですし、これらもお土産にもぴったりです。

指歯ブラシ!?

アフリカやインドの田舎では、歯ブラシの代わりに指を使って歯を磨くのだとか。食事の後に、指を歯ブラシに見立ててゴシゴシ磨くというもので、古代インドのアーユルベーダの医学書にも載っています。そういえば私の明治生まれの祖母も、顔を洗ってから指に塩をつけて歯と歯茎をゴシゴシやっていました!指で歯を磨くというのは出先で歯ブラシを携帯していなくてもできるし、歯茎をマッサージするメリットもあるとか。アメリカでは、指で歯を磨くための布でできた指サック状の“指歯ブラシ”が売られているそうですよ。

木歯ブラシ!?もある

アフリカやインド、中東で指歯ブラシ以上によく使われているのが“木歯ブラシ”です。中東ではアラク、インドではニームの木が使われ、含まれる天然の成分に抗菌作用や歯茎の保護などの働きがあります。見た目は普通の木の枝です。使い方は、まず先端から2cmくらいの樹皮をはがし、はがした部分を柔らかくなるまで噛みます。噛んだ部分の繊維がほぐれてブラシのようになったらそれで磨きます。ブラシの部分が古くなったら切れば何度でも使えるし、携帯にも便利。なんと今ではオーガニックでロハスな西洋人にも人気なのでそうです。