花の女王と呼ばれるバラ、その成分とは。

香水やコロンの香りで人気の高いバラは、実は美容効果も高く、基礎化粧品に含まれていることが多いのです。古代より、ギリシャやエジプトで薬草として用いられてきた歴史もあるほど。主なバラの成分は、トマトに含まれることで有名なリコピン、肌をふっくらとさせるコラーゲン、美白効果が高いビタミンC、アンチエイジングに必須のポリフェノール、細胞同士を結びつけるペクチン。聞いただけでも肌に良さそうな成分がたっぷり含まれています。

花の女王“バラ”を使った化粧品がすごい。 花の女王“バラ”を使った化粧品がすごい。

バラの中でも、特に美容効果の高いものがトルコ産。

日本ではブルガリア産のバラが比較的人気ですが、世界的に見るとトルコ産が支持されています。気温が低いブルガリアではあっさりと清らかな香りのものが採れるのに対して、地中海の温暖な気候下のものは香りが強く濃いのが特徴。シャネルを代表とするヨーロッパのハイブランドは、より濃い香りであるトルコ産を使っています。そんなトルコの中でも特に有名なバラの産地は“ウスパルタ”。その周辺の村にはバラ園が広がり、うっとりするような濃いバラの香りでいっぱいです。

4トンのバラからたった1kg…だからオイルは高い。

バラの収穫時期は5〜6月で、この時期になるとなんと早朝4時からひとつひとつ手摘みで収穫します。太陽光を浴びてしまうと、得られるオイルや水分の量が落ちてしまうため、午前中には終了します。現在はバラ収穫ツアーも組まれているので「朝早くてもOK」ならば、参加してみるのもいいでしょう。このように収穫されたバラは、鮮度が高いうちに蒸留所へと運ばれ、釜に入れられます。ここで蒸したり煮たりしてローズオイルやローズウォーターが得られるのです。約4トンのダマスクローズから、たった1kgのオイルしか作れないので、オイル100gが10万円前後で取引されます。

火照った肌がシャキッとよみがえるローズウォーター。

こうやって作られたローズオイルはもちろん、ローズウォーターも純度100%。水で薄めたものは比較的早く劣化するのに対して、100%ピュアなものは年中使用することができます。特に夏場の観光中、日焼けをして火照っている肌におすすめ!鎮静効果があるので、肌がシャキッと引き締められる感覚が味わえます。また、使い続けることでプリッとした年齢を感じさせない肌質も感じられるでしょう。それでいて香りもよく、女性ホルモンがたっぷり分泌されて身も心も女性らしさがUPするかもしれません。