花粉症は決して日本国内だけではありません。

春の訪れと供に、毎年花粉症に悩まされている方も多いと思いますが、実は海外にも花粉症があります。英語では「Hay Fever」もしくは「Grass Fever」と呼ばれていて、西洋の国々でも日本と同様に国民の2〜3割の人が何らかの花粉症(花粉アレルギー)などのアレルギー性鼻炎を患っているというデータもあるそうです。そもそも花粉症とは、特定の植物の花粉が因子となって起こるアレルギー症状です。日本国内ではスギ花粉による花粉症が大部分を占めていますが、どんな花粉症が起こるかは、その国の植物の分布状況や自然環境によって変わってきます。

日本だけじゃない、海外にも花粉症があります。 日本だけじゃない、海外にも花粉症があります。

花粉症の原因は地域によって様々な違いがあります。

それでは地域ごとにどんな花粉がアレルギーの原因となっているのでしょうか。アメリカではブタクサによる花粉症が多くを占めます。ブタクサは黄色い花が特徴的なキク科の植物で、日本でも雑草として広く分布しています。日本でブタクサの開花時期に花粉症の症状が出る人は要注意ですね。またヨーロッパでは、初夏から初秋にかけて、牧草地などに自生するイネ科の植物を中心とした花粉症が多くなっています。他にも地中海沿岸では、なんとオリーブの花粉症まで存在するそうです。所変われば花粉を飛ばす植物も様々という事ですね。

心配なら海外旅行にも花粉対策グッズを持参していこう。

このように花粉症は海外にも存在しますが、日本国内とは原因物質が違うので、日本で花粉症の症状がひどいからといって海外でも必ず症状が出るとは限りません。ただ、もともと花粉症の人やアレルギー体質の人は備えをしておく方が安心でしょう。処方薬の他に、例えば、日本では当たり前の使い捨てマスクやポケットティッシュは海外では簡単に手にらないので、心配な人は多めに持参していく方がよいでしょう(ただし欧米では医療機関や研究所などの施設以外で一般の人が街中でマスクをしていることは滅多にないので注目の的になってしまうことも…)。症状がつらい場合は、渡航先の薬局で相談してみてもいいと思います。ちなみに四季を持たない東南アジア地域は花粉症がほとんどみられないそうなので、日本の花粉から逃れたい時はお勧めです!