基本の“解毒”は、心身を癒すオイルマッサージ。

今や日本でもポピュラーな『アーユルヴェーダ』ですが、単なるエステではありません。本来は心と体の状態を知り、医学だけでなく、心のあり方、哲学、生命科学、日常の知恵などを含んでいます。病気になってしまってからその部分を治すことだけでなく、病気になりにくい心身を作って予防することに重きを置かれているのが特徴です。アーユルヴェーダの治療法(浄化法)は解毒が基本。そこでよく取り入れられているのがオイルマッサージで、心身の疲れを癒すのにもぴったりなんですよ。

アーユルヴェーダのオイルマッサージでむくみを解消する アーユルヴェーダのオイルマッサージでむくみを解消する

実際はどのように施術・マッサージが行われるのか。

アーユルヴェーダでは、心身に働きかけるエネルギーを総称して『ドーシャ(不純なもの、病素)』と呼び、このバランスが崩れた状態が“不調”とされます。特に身体のドーシャ・バランスが崩れているときに、全身のオイルマッサージで施術されます。アーユルヴェーダ医によって処方されたハーブを含んだオイルを用いて、皮膚からオイルを吸収させるのです。オイルは使用前に100度以上の温度で20〜30分ほど加熱して、自然に冷ましておきます。施術時にはほんのり温かい温度になっていて、まるでお風呂に使っているような気持ちよさが楽しめますよ。

アーユルヴェーダでむくみが解消できるのはなぜ?

オイルマッサージのオイルでよく使われるのは“セサミオイル=ごま油”。といっても私たちが普段口にするゴマ油とは精製法が違うので、セサミオイルはほぼ無臭で色も透明〜やや黄色。肌に塗るとよく浸透して、血管に入って全身を巡り、体内の毒素や老廃物を吸着し、体の外へ運び込んでくれるのです。老廃物や余分な水分が溜まっている=むくみの状態で使うことで、停滞している不要なものをどんどんと押し流してくれます。だからむくみがすっきりと解消できるというしくみなのです。

施術後は水分補給をして、お酒は控えてください。

セサミオイルの老廃物を押し流す力とマッサージによって、体のめぐりがよくなります。体の内側からポカポカするのはこのため。たっぷりと余分なものを押し流すために、水分補給をしっかりして、どんどん流してしまいましょう。その際、血のめぐりをよくするお酒を飲むと酔いが回りやすく、水分不足にもなりやすくなってしまうので控えてください。水分をしっかりとって、食事も消化のよいものを腹八分目以下にしてゆっくりと過ごしてください。