甘い煙がおいしい水タバコ

水タバコってどういうものか、ご存知ですか?おもに中近東やトルコ、イランなどで見かけるもので、ガラス容器にパイプが付いた道具で吸うタバコのことです。地域によっては「シーシャ」や「ナルギラ」などと呼ばれ、中近東では男性が、カフェでしきりにふかしている光景を目にすることでしょう。私はタバコは吸いませんが、この水タバコが大好き。なぜならフルーツ味など、女性にもうれしい甘いフレーバー付きの葉があるからです。これまでさまざまな国で吸って楽しんできた、水タバコについてご紹介します。

水タバコの仕組みはこうなっている

水タバコは、じかに火をつける普通のタバコとかなり違います。水タバコ用の道具の上部には、糖蜜などで固められた葉を置く場所があり、葉の上に穴を開けたアルミホイルを敷いて、さらに熱した炭を載せます。パイプから空気を吸い込むと、葉から出た煙がガラス瓶の水の中を通って口に入る仕組みです。一般的に、水タバコの道具が大きいほどおいしいとされ、また炭を熱する場所や道具が必要なため、普通のタバコと比べ面倒かつ大掛かりです。エキゾチックなカフェで、地元の人々に混じって水タバコをふかすひとときには、普通のタバコでは味わえない楽しさがあります。

葉の種類と水タバコの吸い方

葉のフレーバーはさまざま。中近東の男性は甘くないタバコを吸っていることが多いようですが、甘いものではりんごやオレンジなどのフルーツフレーバー、ミントやバラの花などのハーブ・フラワー系、そしてコーヒー風味なんていう変り種も存在するようです。甘いフレーバーのうち、どの国にもある定番はりんご味。私はカフェに入る際は、これがあるか聞いてからにします。紅茶を一緒に注文し、飲みながらふかすのが常識のようです。煙の出が悪かったら、炭をひっくり返したり取り替えてもらったりします。炭を交換しても料金は変わらない場合もあれば、加算される場合もあります。

日本で試すことも可能な水タバコ

ここまで読んだあなた、水タバコに興味をもっていただけましたか?とはいっても、現地でいきなり吸うのに抵抗がある方もいるでしょう。それならまずは日本で試してみてはいかがでしょうか。イランやトルコ、中近東の料理を出すレストランやカフェなどには、水タバコが吸える場所があるのです。また、通信販売で道具や葉を手に入れることも可能。ただし準備と吸い方に多少のコツがいりますので、何度か吸ってみて気に入ってからにしたほうが無難です。水タバコを好きになれば、旅先での楽しみがまたひとつ増えることは間違いなしです。