高級指向の日本とは少し違うフランス人のブランド感覚を探ってみよう

フランス生まれのブランドといえば「シャネル」や「エルメス」などの高級ブランドがまず頭に思い浮かびますが、フランス滞在中に道行くフランス人を眺めていると、いわゆる高級ブランドを身につけている人はごく一部という印象がします。それではフランス人が本当に愛用しているブランドにはどんなものがあるのでしょうか?

フランスで愛されるフランス生まれのブランド【1】有名ブランドだけではない、フランス人に本当に愛されてきたブランドを紹介します。 フランスで愛されるフランス生まれのブランド【1】有名ブランドだけではない、フランス人に本当に愛されてきたブランドを紹介します。

バカンス先で愛されてきたブランド、南仏生まれの「ソレイアード」

フランスでは、夏に数週間の長い休み“バカンス”を取り、旅先でのんびりと過ごすのが一般的です。中でもプロヴァンス地方は人気の滞在先で、この地方で生まれたブランドに「ソレイアード」があります。プロヴァンス地方に伝わるプロヴァンス・プリントと呼ばれる伝統的な布地は、ラベンダー、オリーブ、ヒマワリやセミなど、この地方の自然をモチーフとした柄が特徴です。色鮮やかなこの布を使った衣類や生活雑貨は、フランス国内では老若男女問わず人気があるそうです。フランス人にとって「ソレイアード」は、幼い頃からの楽しかったバカンスを思い出させてくれるものなのかもしれませんね。

赤ちゃんからお年寄りまで愛される老舗ブランドの作る逸品とは?

一方、日常の中で愛されているブランドもあります。生まれて初めて赤ちゃんが身に付ける肌着。この肌着をメインにスタートしたフランス生まれのブランドが「プチバトー」。1893年にピュアコットンという上質の素材を使った下着を中心として創業し、大人向けまで、あらゆる世代に愛される着心地のいい服を揃えるブランドとして発展しました。今ではパリのスーパーやデパートの子供用の下着売り場には、必ず「プチバトー」の商品が並んでいるほど市民権を得ており、多くの人に愛されるブランドになっています。高級ブランドとはひと味違った上質なフランス生まれの下着を、是非試してみたいですね。

旅行上手なフランス人に愛される「ロンシャン」は機能的でお洒落なバッグ。

フランス人の生活に欠かせないのが夏のバカンスというのは前述のとおり。「旅が生活の一部」ともいえる彼らに愛されているバッグのブランドが、「ロンシャン」です。中でも一番人気があるのがナイロン素材を使った「ル・プリアージュ」という商品。丈夫で持ちやすく、様々なサイズとカラーが揃うので、個性を尊重するフランスの人達にぴったりくるのでしょう。そのうえ小さく折りたためる機能性も備えており、街ではもちろん、駅や空港ではこのバッグを愛用するフランス人をたくさん見かけます。どの人も自分の髪色やファッションによく合う色のバッグを選んでいるのは、「さすが!」の一言です。