インドならではのゾウ体験

とにかくゾウが好き!という人にはインドはお勧めです。ゾウと触れ合う旅には東南アジアでのゾウに乗ってのトレッキングや、アフリカで野生動物ツアーに参加するなど様々なものがあります。インドでも国立公園の大自然の中でゾウを見たり、時にはゾウの背中に乗って他の野生動物を見ることができますが、それ以外にも一味違ったゾウとの触れ合いを経験できます。ご存知の方も多いでしょうが、ゾウの頭をした神様にいたる所で出会えるのです。

ゾウ好きの方はインドもいかが? ゾウの神様がいる国 ゾウ好きの方はインドもいかが? ゾウの神様がいる国

象頭神ガネーシャ

ガネーシャと呼ばれるこのヒンドゥー教の神様は、太った人間の身体に象の頭が乗っているというユーモラスな姿のせいか、とても人気があります。大きな身体をしたガネーシャの乗り物は何と小さなネズミ。このアンバランスさも人気の理由でしょうか? 商売の神様であり、障壁を取り除いてくれることから、インドの人は旅立ちの際にはガネーシャ寺院にお参りし、ココナッツを叩き割ってガネーシャに捧げ、道中の無事を願います。また、ガネーシャに関連した祭りもあり、張りぼてのガネーシャ像を載せた山車が街中を練り歩くのを見ることができるので、ゾウ好きの方はお見逃しなく!

南インドのヒンドゥー寺院にはゾウがいる!

広大な国土を誇るインドにはもちろん本物のゾウもたくさんいます。南インド、特に西南端のケーララ州では、神様であるゾウを飼っているヒンドゥー寺院も多く、儀礼や祭りの時にはゾウ使いに伴われて境内や街に現れるのです。参拝者がこのゾウにお布施のお金を差し出すと、ゾウはそれを長い鼻でつかんでゾウ使いに渡し、参拝者の頭を鼻で軽く触れ、祝福を与えるのです。ゾウの神様に祝福をしてもらえるなんて、何だかありがたくて、ついついお布施もはずんでしまいます。

トリシュールのゾウ祭り

ケーララ州のトリシュールという都市で、毎年5月頃にプーラム祭という祭りが開催されます。このお祭りでは、立錐の余地もないほど集まった人々の前に、きらびやかな装飾をつけたゾウがずらりと立ち並びます。ゾウの上では、色とりどりの大きな絹の傘と孔雀の羽をあしらった団扇などが、勇壮な儀礼音楽に合わせて掲げられます。人々はそのリズムにあわせて手を振りかざしながら、叫び声ともつかないような声を上げ、宗教的高揚感に身を委ねるのです。祭りでの神々しいゾウの姿は、きっと忘れられない夢のような思い出になると思います。