中国から日本に小包を送る

中国を旅行中、または滞在していると、ついつい買ってしまうおみやげや本。たまってきたものを中国各地の郵便局で送れるのは便利ですが、その作業がなかなかスムーズにはいきません。中国では小包を梱包する前に中身を郵便局員に見せることになっており、そうするとたいてい「これはダメ」「あれはダメ」ということで脇にのけられてしまうのです。運が悪いと、重たいものもずっと送れずに持ち歩かなくてはいけなくなってしまいます。

内容物のチェックが厳しい中国の郵便局。送れないものは何? 内容物のチェックが厳しい中国の郵便局。送れないものは何?

郵便局員のチェックが問題

中国の郵便局で送り手がやるべきことは、日本の郵便局とそれほど変わりません。箱を買う(持参した場合以外)、送り状を書く、料金を支払う、の3つです。ただし郵便局員による中身のチェックは、普通日本では行なわれないもの。だからちょっととまどってしまうのです。基本的に本やノートといった紙製品や衣類は大丈夫のようですが、それ以外でよけられたものは皆バラバラで、旅行者を悩ませる結果となるのです。

国際小包で送れなかったもの

これまでの私の経験では、飲み薬、小さな缶入りのタイガーバーム、少数民族が作る極度に乾燥したチーズ、磁石付き窓拭きなどが送れませんでした。小包に手紙を入れるのもNG。また、封筒にティッシュカバーを入れて宛名も書いたのに、箱に入れなおすよう指示されたこともあります。このほかにも時計や電卓が送れなかった人、のりやハサミ、ペン、ホッチキスなどの文具やCD、化粧品類がよけられた人など、日本では考えにくいさまざまなものが引っかかります。手紙やお札などは、本の間に挟むなどして検査を逃れることは可能ですが、大きなものはそういうわけにはいきません。なぜダメなのか理由を考えても、分かるようでいて分からないものが多く、苦悩は深まるばかりなのです。

送れるものは「人」で決まる!?

また「ある時は送れたものが、別の時は送れなかった」などという話もよく聞きますが、それは一体なぜなのでしょう。「省によって決まりが違う」などと言う人もいますが、ある中国在住の方によると、同じ町でも郵便局によって、もっといえば並ぶ窓口によってすら違うそうです。つまり、荷物をチェックする人の判断による部分が大きいのです。これが本当だとしたら、ある場所でだめでも他の窓口や局で再度チャレンジする価値はありそうです。少々やっかいな中国の郵便局。多少のものを突き返されてもめげない覚悟で乗り込んでいきましょう。