7〜9月限定の貴重な体験ツアー

コスタリカの国立公園はそれぞれが変化に富み、どれもがおすすめなのですが、もし7〜9月に行くのであれば、大西洋岸にあるトルトゥゲーロ国立公園に行かない手はないでしょう。というのもこの時期限定で、アオウミガメの産卵を観ることができるからです。なかなか貴重な体験なのでおすすめですよ。国立公園にある各ロッジはボートでしかアクセスできない交通不便な所にあるため、首都サン・ホセ発のツアーパッケージが出ています。宿泊料金は往復の交通(バス&ボート)と宿泊費、食費、滞在中のエクスカーションなどを含んだ2泊3日が基本で、1人300〜400ドル程度の料金が多いようです。

ビーチでウミガメの産卵が見学できるトルトゥゲーロ国立公園(前編) ビーチでウミガメの産卵が見学できるトルトゥゲーロ国立公園(前編)

ロッジへ行くまでにバードウォッチングを満喫

ネイチャーウォッチングは、各ロッジへ行くボートに乗る所から始まります。カリブ海と平行して流れる水路をボートが進んで行くと、やがて目の前に多くの水鳥たちが姿を現します。用意のいい乗客は、すでに双眼鏡を抱えて最初からバードウォッチング態勢ですね。そうでなくてもガイドさんが樹上や川辺の鳥を見つけると、すかさず教えてくれます。着くまでの2時間ほどに20種類ほどの鳥を見たでしょうか。サギやシギ、ウの種類が多いですが、時おり色鮮やかなトゥカン(オオハシ)も姿を現してくれます。

自然を堪能できるロッジ

到着したロッジは、周囲のジャングルと調和するように、平屋の建物が広い敷地内に点在していました。ロッジ内でもトゥカンがやってきたり、グリーンイグアナが木の上で休んでいたりと、なかなか楽しいですよ。食事はビュッフェ形式で、パッケージ料金に含まれているので(アルコールドリンクは別)、ロッジ内ではお金を持ち歩かなくてもすみます。またプールもあり、暑い時間帯はそこでのんびり過ごせます。ジャングルの中でプールに入るなんて、本当に極楽気分です。

ボートに乗って早朝のジャングルツアー

最初のボートツアーは、到着した翌朝。野生動物が活発に行動するのは早朝なので、私たちはまだ暗いうちにロビーに集合し、コーヒーとビスケットの軽食を取ってボートに乗ってのジャングルツアーに出発しました。トゥカンなどの色とりどりの熱帯の野鳥が飛び交う中、木々が音を立てて揺れたかと思うとホエザルが現れました。ガイドが川面を指し示すと、そこではワニが泳いでいます。驚いて水面を後ろ足で立ち上がって走るのは、トカゲのグリーンバシリスクです。1時間半ほどのツアーが終わって、ロッジに戻れば、朝食の用意ができていました。(続く)