首都サン・ホセからのアクセスも便利

中米の国コスタリカは、多くの国立公園を抱えるエコ・ツーリストに人気の国です。ツアーで行くことが多い国立公園ですが、太平洋岸にあるこのマヌエル・アントニオ国立公園はアクセスが良く、個人でも簡単に行けるところ。首都のサン・ホセから公共バスで行け、しかも終点のバス停近くにホテルと国立公園入口があります。国立公園自体もビーチと熱帯雨林が同時に楽しめ、さまざまな過ごし方ができるという人気の場所なのです。

熱帯のラグーンに野生動物が暮らす、マヌエル・アントニオ国立公園 熱帯のラグーンに野生動物が暮らす、マヌエル・アントニオ国立公園

終点のバス停近くのホテルがおすすめ

サン・ホセからの座席指定バスは週末には満席になることが多いので、前日までに予約をしましょう。所要時間は3時間30分ほど。ホテルやレストランは、終点のバス停からの徒歩圏に何軒もあるほか、最寄りの大きな町ケポスや途中の道路沿いにも点在しています。公園とケポス間は5kmほど離れていますが、30分おきにバスも運行しているので、町に泊まっても不便ということはありません。しかしやはり泊まるなら、自然に近いほうがいいですね。ビーチは公園の手前にもありますが、おすすめはやはり公園内のビーチ。入園が有料のため人が少なく、とくに朝早く行けば「無人のビーチを独り占め!」なんてこともできます。

公園内のトレイルを歩く

公園内のトレイル(遊歩道)はよく整備され、ひとりでも迷うことはありません。ただし野生動物を見つけるには、それ相応の慣れや観察力が必要なので、公園の入口に待機しているガイドを雇うのもいいでしょう。彼らはどこにどの動物がいるかを熟知しています。ひとつのトレイルはだいたい1.5から2km程度なので、動物を探しながらゆっくり歩いても、ひとつのコースが1時間以内で歩けます。入園チケットは1日有効なので、昼食に公園の外に出てまた戻ってくることも可能です。

気軽に見られる野生動物

公園に入って最初のトレイルは、片側がビーチ、片側がラグーンという海沿いの一本道です。歩いているとイグアナやカニ、ヤドカリが道を横切って行きます。私はここでラグーンにたたずむアグーチ(カピバラのような大きなネズミ)を見つけました。このトレイルが終わると、小さな半島を一周するトレイルへと分岐する道があります。そちらでは途中でハキリアリの行進に何度も出合いました。一周するとまた先ほどの道に戻り、その先に続く平坦なトレイルへと進みます。こちらのコースでは、ノドジロオマキザルやアライグマ、そしてナマケモノに出会うことができました。わずか2時間ほど歩いただけで、これらの野生動物多を見ることができ、とても満足でした。コスタリカに行く機会があったら、ぜひ行ってみることをおすすめします。