熱帯雲霧林とは?

自然に恵まれたコスタリカでも人気の場所のひとつに、「モンテベルデ自然保護区」があります。熱帯雨林を擁する自然保護区は世界各地にありますが、ここはただの熱帯雨林ではなく、「熱帯雲霧林」と呼ばれる霧が非常に発生しやすい森。この雲霧林はある程度の高地にあり湿度が高いことから、地表はシダやコケに覆われていることが多いのが特徴です。公園内には板で整備されたトレイル(遊歩道)があり、森林浴を楽しみながら歩くことができます。

森林に生きる動物たち。コスタリカの熱帯雲霧林「モンテベルデ自然保護区」 森林に生きる動物たち。コスタリカの熱帯雲霧林「モンテベルデ自然保護区」

小さな町から歩いても行ける自然保護区

首都サン・ホセを出て途中から山道を上り始めたバスは、5時間ほどで小さなサンタ・エレーナの町に着きます。ホテルやレストランはここにもありますが、設備のいいリゾートホテルは町から自然保護区入口までの6kmほどの道のりに点在しています。保護区までのバスは1日2往復のみなので、歩くか(約2時間弱)、タクシー(10ドルほど)でということになりますが、途中にカフェやレストラン、バタフライガーデンなどもあるので、ハイキングがてら片道は歩くのもいいですね。交通量も少ないのでちょうどいいでしょう。

ガイドツアーへの参加がおすすめ

公園内にはいくつものトレイル(遊歩道)コースがありますが、なにせ日があまり当たらない鬱蒼とした森なので、なかなか動物たちは姿を現してくれません。それに野生動物は素人にはなかなか見つけにくいので、ここではぜひともガイドツアーへの参加をおすすめします。所要3時間のガイドツアーが1日3回出ており、それに参加するといいでしょう。朝一番の回に行くと20人近く待っている人がいましたが、実際は5〜6人ずつの小グループに分けられ、それぞれにガイドがついて回るのでなかなかいい雰囲気でした。

ケツァールを見た!

このウォーキング中に大きな動物に出会うことはありませんでしたが、ガイドさんから(英語ですが)雲霧林の成り立ちのレクチャーを受けて理解が深まり、遥か木の上にいる熱帯の鳥を(貸してくれた双眼鏡で)見ることができました。聖なる鳥であるケツァールの姿も、ガイドなしには見ることはできなかったでしょう。また、タランチュラの巣も見つけてくれました。ツアーが終わった後に、ツアーで行かなかったトレイルを歩いてみたりするのもいいでしょうね。入口にレストランがあるので、お腹がすいたらそこで食事もできます。あと、野生動物がデザインされたグッズを販売しているお土産物売り場は、かなり充実していますよ。