名実ともに世界一の夕日「サントリーニ島」

旅先で美しい夕日を見ると「ああ、今日も一日いい日だったなあ」と思いませんか?何かちょっと嫌なことがあっても、きれいな夕日を見たら忘れてしまいます。そんな心に残る世界の美しい夕日スポットをいくつかご紹介しましょう。まずはギリシャのサントリーニ島。絶景夕日スポットとしてあまりにも有名なので、いまさら紹介する必要もないのですが、実際に行って本物を見ると、お伝えせずにはいられません。夕方になると、イアの町には多くの観光客が夕日を求めて集まってきます。斜面に並ぶ家々の白い壁がピンクに染まり始め、やがて太陽は、風車や家々のシルエットの向こうに沈んでいく・・・。夢のような光景です。

世界のおすすめ夕日スポットあれこれ その1.ヨーロッパ編 世界のおすすめ夕日スポットあれこれ その1.ヨーロッパ編

もっともポルトガルらしい村「モンサント」

スペインとの国境近くに位置するモンサントは「もっともポルトガルらしい村」に選ばれた、山の中腹にある小さな村です。「聖なる山」の名を持つこの村は実に不思議な景観を持ちます。なんと山から転がり落ちてきた巨大な岩を家の建材に利用して、巨石の間に家が建っているのです。わたしが泊った宿のトイレの壁も巨石にふさがれていました。また、宿の食堂のテラスも巨石の上に作られていて、ワインを飲みながらこの地の果ての村から見る壮大な夕日は格別でした。山の頂には13世紀に築かれた要塞跡が残り、ここからはモンサントの村も見渡せる果てしない絶景を楽しむことができます。

雪を抱くシエラネバダをバックに「アルハンブラ宮殿」

遥か昔にイベリア半島で栄華を極めたイスラムの王朝の宮殿、アルハンブラ宮殿は、スペインの観光のハイライトといえます。王家が住んでいたナスル宮や離宮ヘネラリフェ、城塞アルカサバが、広大な敷地の中の美しいアラブの庭に点在しています。ナスル宮でイスラム建築の白眉に酔いしれたら、谷を渡った対岸アルバイシンへ、夕日に照らされるアルハンブラ宮殿を見にいきましょう。サン・ニコラス展望台からは、背後に雪を抱いたシエラネバダを控えたアルハンブラ宮殿が、夕日にすこしずつ染まっていく姿を真正面に見られます。日が沈んでからは、宮殿がライトアップされる夜景をお見逃しなく。

モスクのシルエットが浮かぶ「イスタンブール」

文明の十字路イスタンブールは、ボスポラス海峡をはさんでアジアとヨーロッパの二つの大陸にまたがる都市です。ヨーロッパのような街並みの新市街と、モスクや宮殿、バザールなどの建築物がオスマン帝国の歴史を今に伝える旧市街、そしてアジアサイドの三つの顔を持っています。イスタンブールの夕日は、アジア側から旧市街を見るのが一番。ユスキュダルの桟橋から20分ほど海沿いに南に行くとクズ塔のビューポイントに出ます。ここから見る、クズ塔とその奥のブルーモスクの夕景がおすすめです。ガラタ橋からの夕景も、モスクとミナレットのシルエットが美しく浮かぶさまに異国情緒が漂います。