台北市内からわずか1時間。穴場レジャースポットへ!

家族で台湾旅行。グルメや博物館、寺院見学などもいいですが、子供にとってはこれだけでは少し渋すぎるかもしれません。台北からバスで1時間ほどの「金瓜石(きんかせき)」は、ファミリーが一日遊ぶのにうってつけのスポットです。ここは、人気観光地の九ふんからも10分程度で近いため、両方をセットでまわるのもお勧めです。台北の忠孝復興駅前のバス停から、金瓜石行きバスに乗って、出かけてみましょう!

ファミリーで一日遊ぶのに最適な、台北・金瓜石の黄金博物園区 ファミリーで一日遊ぶのに最適な、台北・金瓜石の黄金博物園区

「エコミュージアム」という考え方の博物園“区”

金瓜石は、その名の通り、日本統治時代に金鉱で栄えていた町でした。1970年代になると金鉱が閉鎖されると、人口も減っていましたが、今では「エコミュージアム」として新たな注目を集める場所として生まれ変わりました。エコミュージアムとは、建築物の中に展示品を陳列する形式の従来の博物館ではなく、人が生活するその地域全体を「博物館」と見なすという考え方で、それに則ってこの一帯は「黄金博物園区」と呼ばれています。園内はきれいに整備されていて歩きやすく、おしゃれなレストランやできたてのお弁当を売る売店などもあるので散策も安心です。

見どころが盛りだくさんの博物園区で、お勧めを挙げるなら

日本統治時代の記憶を伝える建築や、金鉱として繁栄していたことをわかりやすく解説した展示館が点在しており、全部をゆっくり見て回っていると時間が足りなくなるかもしれません。私のお勧めは、子供も大人も夢中になれる「砂金採り体験」と、ヘルメットを着けてほんものの坑道を歩く体験、そして「黄金神社」です。黄金神社は、正確には博物園区から出てしまいますが、足を延ばしてみる価値は十分にあります。ここはこの鉱山を所有していた日本鉱業株式会社の建てた神社で、太平洋戦争後に廃社となって今では柱しか残っていません。山の上に柱だけがにょきにょきと立ったまま取り残されていて、なんともいえず不思議な光景なのです。建立は1933年ですから古いものではないのに、まるで遥か昔の遺跡を見ているかのような気分になってきます。

人気の観光地・九ふんと組み合わせれば、大充実の一日に

このような体験型ミュージアムならファミリーの全員が満足しますよね。台北を朝出発して、日中はここ金瓜石で遊び、夕暮れ時に九ふんへ移動すれば、ちょうどムードを盛り上げる提灯に灯りが入ってベストタイミング。博物園区は広大で、山の中腹で高低差もあるため、歩きやすい靴を選ぶといいでしょう。また、九ふんから台北市内へ戻るのは交通が不便なので、バスの時刻表やタクシーの乗り場などをチェックしておきましょう。