南の島の「クック諸島」という国、どこにあるの?

「クック諸島」という国が太平洋に浮かんでいます。位置はハワイから真南にまっすぐ降りたあたり。ハワイとクック諸島の中間には、赤道があります。日本からは、直通便もなく知名度が低いかと思います。人口1万500人弱、15の主要な島から成り立ち、総面積237平方キロメートルと小さな小さな国です。首都は「アバロア」で、「ラロトンガ島」にあります。国旗は、イギリスのマークとヨーロッパ連合体のマークが合体したような国旗です。ひとつの国ですが、ニュージーランドと深い関係のある国です。

南の島のビーチ。のんびりした国「クック諸島」をご存知? その1 入門編 南の島のビーチ。のんびりした国「クック諸島」をご存知? その1 入門編

のんびりしたマオリ民族の国

「マオリ民族」を聞いた事があるでしょうか? マオリ民族は、ニュージーランドの先住民族で、太平洋を船で移動してきた人たちです。多くのマオリ民族は、ニュージーランドや太平洋の島国(フィジー、ハワイなど)に定住しましたが一部は、台湾の東海岸へもやってきたと言われています。もしかすると、琉球の方々もマオリ民族と関係があるかもしれませんね。クック諸島には、南の島の雰囲気そのままの、マオリ民族が生活するのんびりした島国です。

クックアイランドドルの不思議!?

クック諸島の公用語は、英語またはマオリ語です。通貨は、クックアイランドドルという独自の通貨があります。しかし、1ドル、2ドル(形が三角形!)、5ドルコインと2種類の3ドル紙幣(赤色と緑色)の計5種類しかないのです。3ドル紙幣が2種類。しかも5ドルが紙幣でなくコイン! クック諸島では、ニュージーランドドル(以下NZドル)が併用可能です。NZドルとクックアイランドドルは対等です。

ニュージーランドと深い関わりのクック諸島

公用語、通貨においてほぼニュージーランドと同等のクック諸島。なぜなら、ニュージーランドと自由連合制をとり、クック諸島国民は、ニュージーランド国籍を持っています。歴史上、イギリスおよびニュージーランドの国土となったことがあるためです。現在では、軍事および外交部門は、ニュージーランドが管理し、行政権はクック諸島が保有する形です。ニュージーランドの常夏の島と同じとみていいかもしれません。(その2へ続く)