「上塘」の水がある風景にうっとり!

三国志の諸葛孔明の子孫が住むという諸葛八卦村の話の続きです。さて「大公堂」を見たら、今度は村の一番西ににある「上塘」に行ってみましょう。上塘に行く途中には、諸葛一族が開いた薬屋「天一堂」があります。天一堂を過ぎると「上塘」です。この上塘と呼ばれる大きな池のまわりは、古い商店街になっています。観光客向けの食堂が多いので、ここで食事をとるのがおすすめです。池の水は生活用水として、今も使われているので、洗濯をする村人の姿もあり、のどかな風景です。天気が良い日は白いしっくいの壁の民家が池に映って、本当にきれいです。

杭州から日帰りオッケー! 諸葛孔明の子孫が住む「諸葛八卦村」に行こう!(後編) 杭州から日帰りオッケー! 諸葛孔明の子孫が住む「諸葛八卦村」に行こう!(後編)

諸葛八卦村の民家の特徴とは?

上塘から東に行くと「下塘」です。上塘よりも小さな池があります。池のまわりには、やはり白いしっくいの壁の家が並んでいます。ストンとまっすぐ建てられ、2階建ての民家ぐらいの高さがある家は、日本の酒蔵に似ています。どの家も建物の大きさの割には、極端に小さな窓がついています。採光を考えて、小さな窓は壁のかなり上部についているのですが、家の中は暗そうです。上塘と下塘の周辺を見たら、あとは自由に歩き回りましょう。起伏に富んだ地形と八方に延びた路地のせいで、どこを歩いているのかわからなくなりますよ〜。

写真を撮るのが難しい諸葛八卦村の風景

細い路地沿いには、どこも白いしっくいが塗られた高い壁の家が並んでいます。この細い路地と高い壁の組み合わせが、江南の住宅の特徴だと言われています。この特徴は横形の写真が撮りにくく、縦型の写真ばかりになるので、写真好き泣かせです。また、灰色の煉瓦で作られた大きな家の門は、どこも細かい彫刻がほどこされ、門だけでも見ごたえがあります。この繊細な造りの門も江南の住宅の特徴です。明清代の民家が200軒以上残っていると言われる諸葛八卦村は、三国志ファンでなくても楽しめる美しい古鎮です。

杭州から諸葛八卦村への行き方

さて、諸葛八卦村の行き方ですが、杭州からなら日帰りで簡単に行けます。列車もありますが、1日1本しかなく、時間も悪いので、おすすめはバスです。杭州南バスターミナルから約30分に1本、蘭渓行きが出ています。これに乗れば約2時間30分で蘭渓バスターミナルに到着です。そこから諸葛行きのミニバスで、約30分で諸葛八卦村の前まで行きます。この諸葛行きのミニバスは10分に1本程度出ているので、ほとんど待つ必要がありません。杭州に行くなら、1日をぜひ、諸葛八卦村に使ってほしい。三国志好きなら尚更、三国志好きでなくても、「行ってよかった!」と思える古鎮です。