“世界で一番美しい”と言われるカジノ

世界各地にあるカジノを紹介するこのシリーズ。今回はドイツにある名門カジノ、バーデン・バーデン・カジノです。このカジノのキャッチコピーは、「世界で一番美しいカジノ」。これは戦前から戦後にかけて活躍したドイツ出身の大女優マレーネ・ディートリッヒが、「世界で一番美しいカジノ」と誉め称えたことによります。その通りカジノの内部は豪華絢爛。ドイツ最古のカジノとして知られ、その歴史は何と250年以上もあります。かつては王侯貴族の社交場として、華やかな歴史を刻んでいた場所なのです。

教えて! 世界のカジノ事情【ドイツ編】 欧州の名門カジノがある温泉地バーデン・バーデン 教えて! 世界のカジノ事情【ドイツ編】 欧州の名門カジノがある温泉地バーデン・バーデン

ドイツ有数の温泉保養地

バーデン・バーデンは小さな町ですが、その歴史はローマ時代にさかのぼります。古代ローマ人が温泉を開発し、それがそのまま貴族たちの温泉保養地として、長い歴史を持つようになりました。つまりこの土地のポイントは「高級感」ですね。その伝統は、いまも引き継がれています。このクアハウスにあるバーデン・バーデン・カジノは、内装もシャンデリアがいくつも下がり、豪華な調度品が置かれるなどゴージャス感を醸し出しているほか、ドレスコードもあります。ただし、昔のように「男性はスーツ着用」というほどではなく、派手ではないジャケットや革靴のスマートカジュアル程度でもいいようです。入口で服装チェックもありますが、「旅行にスーツなんて持ってきていないよ」という方には、有料ですが服のレンタルもあります。せっかくなので、あまりみすぼらしくない格好で行きましょう。

カジノ見学ツアーもあります

アジアやアメリカの巨大カジノに比べると、このカジノの規模は大きくはありません。ゲームのテーブルは、ルーレット10台、ブラックジャック4台、ポーカー1台と少ないので、夜10時を過ぎると混み合い、ウエイティングになることも少なくありません。ここでは規模を大きくするよりも、リッチな雰囲気が重要なのです。「カジノは見たいが、ゲームはしなくてもいい」という人には、午前中にカジノ見学ツアーがあるので、こちらを利用するといいでしょう。カジノ営業中の写真撮影はできませんが、このツアー中の撮影はOKです。

カジノを楽しんだ後は、温泉へ!

バーデン・バーデンでは「カラカラ・テルメ」と「フリードリヒスパード」という2つの大きな温泉施設が人気です。ただし、カラカラ・テルメの温泉プールは水着着用ですが、サウナでは全裸にならなければなりません。フリードリヒスパードの施設内は、すべて“全裸”! 男性、女性別々と混浴の日がありますので、恥ずかしい人は混浴の日を避けるしかありません。日本人には少々ハードルが高い場所ではありますが(笑)、格式のある温泉保養地での“貴重な体験”になるかもしれませんよ。