ホッローケーはネコだらけだった!!

パローツ様式の古民家に荷を下ろし、昼食を食べて村を散策しようと思ってドアを開けるとビックリ!! なんと近所のネコたちがうちの玄関前に大集合していたのでした。その数6匹。たぶん、ここの宿泊客がいつも餌を与えるのでしょう。ネコたちはかなり人懐こくて、我々が出かけると心配になるほど遠くまで一緒についてきます。まるでネコと散歩しているみたい。以後毎回ドアを開けるたびに、ネコたちが近所からダッシュで集まってくるのでした。ホッローケー、ネコ好きな人におすすめです。

世界遺産の村は貸し切り状態!! 冬のホッローケーに泊まってみる(後編) 世界遺産の村は貸し切り状態!! 冬のホッローケーに泊まってみる(後編)

もしかしたら、村にいるのはネコと我々だけ!?

観光案内所の青年に教えられたレストランで遅めのお昼ご飯となりました。パプリカの効いた牛肉ときのこの煮込みに舌鼓を打ち、それから村を散策します。う〜ん、どうやらこの村にいる観光客は我々二人だけのようです。集落の家で村人が暮らしているのだとばかり思っていましたが、これらの伝統家屋の持ち主たちは、みんな普段は麓の大きな村に住んでいて、夏の観光シーズンになるとこの集落にやってくるのだそうです。冬の平日なんてほとんど誰もやってこないらしく、各種の工芸ミュージアムもショップもすべて閉まっていました。

かわいらしいパローツ様式の家並み

人の気配のないゴーストビレッジ(笑)を散策します。パローツ様式の家は、練った泥と藁の壁に石灰を塗って白くしています。屋根の下の木造の破風は、十字架やハート、月など家ごとに異なった形がくり抜かれていて、これが表札の役割を果たしているのだそうです。中心には木造の塔がかわいい教会もあり、おとぎの国のような村でした。夜はレストランが閉まるので、新しい方の村のエリカさんのおうちで夕食をいただきます。レストランではなく普通の民家ですが、予約しておけば食事を食べさせてくれるのだとか。村の伝統的な豆と芋のスープや、チキンのグリル、プラムケーキをいただきました。

古城からの雄大な絶景も独占

村を歩いてみると、まったく人がいないわけではなく、集落の数軒は普通に村人が住んでいました。夕方と翌朝、村の北の山に聳える、カラスが石を積み上げて造ったというホッローケー城まで上ってみました。お城自体は修復中で入れませんでしたが、雄大な眺めを私たちで独占し、とても贅沢な気分でした。この村は、村人が民族衣装姿で執り行うイースターの水かけ祭りで有名です。春から夏は村中が花で飾られて、どんなにか美しいことでしょう。貸切の冬のホッローケーは十分満喫したので、次は春か夏のにぎわいのあるホッローケーに行ってみたいなあと思います。