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広州からの日帰り旅行! 「鍋の耳」が並ぶ古い村を見に行こう!


掲載日:2015/08/24 テーマ:観光地・名所

タグ: 穴場 建築 歴史


鍋の耳が並んでいる村に行きました!

村の前に池があるのは嶺南スタイル 村の前に池があるのは嶺南スタイル

「鍋の耳」が並んだ村にやって来ました! こんなに多くの鍋の耳が並んでいる村を見るのは初めてです。ここまで鍋の耳が並ぶ姿は壮観です。広州から、少し遠かったですが、見に来て良かった! 「鍋の耳」とは、嶺南地方と呼ばれる中国南部の広東省と広西壮族自治区の民居に見られる独特の壁のことです。正式な名前は「鑊耳火封壁」と言います。「鑊(フオ)」とは、古代の煮炊きや祭事に使われた大鍋のことです。「鼎」と紹介されることもあります。この鍋の耳が並んでいる村が「大旗頭村」です。

鍋の耳が並んでいる大旗頭村の歴史

大旗頭村の歴史は古く、明代の嘉靖年間(1507〜1567)から村の記録があります。現在、保存されている村の建設が始まったのは、清代の1891年です。大旗頭村の歴史上、最も重要な人物は鄭紹忠です。鄭紹忠は、広東水軍の提督だった人物です。清朝の威信をかけて築いた北洋艦隊の費用を流用して、西太后が離宮の頤和園を作ったことは知られていますが、大旗頭村も西太后と深い関係があることは知られていません。母親がなくなり、喪に服すために村に戻っていた鄭紹忠は、大旗頭村の建設を始めました。この時、清朝政府のお金を使って、援助したのが、西太后なのです。西太后って、臣下の家にまで気を配る人物だったんですね。

鍋の耳がある家とは、どんな家?

この鍋の耳がついた民居は、庶民の家ではありません。科挙の合格者が出た家や豪商など、名家と呼ばれる家ばかりです。どうりで立派な家が多いはずです。嶺南地方では、鍋の耳がついた民居は、時々、目にしますが、村のごく一部の家だけです。村のどの家も鍋の耳がついた家ばかりというのは、ほとんど見らません。その珍しい村が大旗頭村です。大旗頭村には現在、誰も住んでいません。そのかわり隣に新しい村ができています。元の村民はこちらに引っ越したようです。自由に見学していると、隣の村から村人が「入場券を買いなさい」とやってきます。

広州から日帰りオッケ-! 大旗頭村への行き方

この大旗頭村は、広州市のお隣の佛山市の三水地区にあります。まずは、広州の芳村バスターミナルなどから、佛山市の三水バスターミナルを目指します。約30〜45分程度で到着です。ここから613路バスに乗り換えれば、約45分で大旗頭村の真ん前に停まります。613路バスは20分に1本ほど本数があり、大旗頭村に到着するまで、広東省の田舎風景も見られます。大旗頭村は、広州から、日帰りできる距離にあるので、気軽に行ってみませんか! 目の前で見る鍋の耳の列、かなり壮観ですよ。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/08/24)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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