南米の人気観光地「ウユニ塩湖」

標高3660mに位置する、世界最大の塩湖のウユニ塩湖。雨季には塩湖全体に水が溜まり、湖面が空を鏡のように映す「鏡張り」が絶景として有名です。この鏡張りは、一般的には「雨季(11〜4月)にしか見れない」と言われています。しかし、乾季でもこの鏡張りのウユニ塩湖を見ることができるのです。私は8月中旬、まさに乾季の真っただ中にその鏡張りを見ることができました。その方法を紹介しつつ、乾季ならではのおすすめを伝えて行きましょう。

楽しい、面白いトリック写真を撮ろう 楽しい、面白いトリック写真を撮ろう

乾季のウユニ塩湖は欧米人に大人気

日本人にはこの「鏡張り」が目的の人が多いため、雨季に人気があるのですが、欧米人には乾季の方が大人気です。実際、現地のガイド兼ドライバーに尋ねたところ、乾季には欧米人観光客が多く、雨季には日本人を始めアジア人観光客が多いのだそうです。さて、欧米人はなぜ乾季に好んでやってくるのでしょうか。乾季のウユニ塩湖は水がなく、塩湖が干上がって一面真っ白な場所になり、そこでトリック写真を撮影するのです。

ウユニ塩湖でのトリック写真とは?

欧米人が好むトリック写真とは「遠近法」を利用したものです。乾季のウユニ塩湖は一面塩が広がり、真っ白い大地になっています。例えば、AさんとBさんが一直線上に立つのですが、Aさんはカメラから1m離れ、Bさんはカメラから10m以上離れて立ちます。するとBさんはAさんの顔ほどの大きさに見えるという現象です。こういう効果を工夫して、面白い写真を撮るのです。私はガイドが持っていた恐竜のおもちゃと戦っているように見える、トリック写真を撮りました。

なぜ欧米人とアジア人で人気が分かれる?

アジア諸国ではウユニ塩湖の景色をテレビ番組を通して見るとき、鏡張りの美しい風景なのですが、欧米人は乾季のウユニ塩湖で撮影できるトリック写真を見ることが多いそうです。私が撮影したウユニ塩湖の鏡張りの写真をドイツ人とブラジル人の友達に見せたところ、こんな風景になることを知らなかったそうです。それぞれの目的に合わせて季節を選び、ウユニを訪れるのもいいかもしれません。(その2へ続く)