アンティグア島の見どころは?

(前編からの続きです)クルーズ船で来た場合、到着に合わせて島内観光のオプショナルツアーが催行されます(別料金)。アンティグア島でもっとも有名な観光地は、イギリス海軍の造船所の跡の「ネルソンズ・ドッグヤード」でしょう。1725年に設置された現存するカリブ海最古の造船所といわれ、広い敷地内には海軍司令官の住宅跡や博物館があります。その後ろにそびえる小高い丘の頂上は「シャーリー・ハイツ」と呼ばれ、島を守るために造られた要塞の跡があります。ネルソンズ・ドッグヤード、シャーリー・ハイツはチケット共通で、ともに食事ができるところもありますよ。

あの有名人もやってくる! カリブ海のミニ国家アンティグア&バーブーダとは?(後編) あの有名人もやってくる! カリブ海のミニ国家アンティグア&バーブーダとは?(後編)

あの有名ギタリストの別荘が!

さて、このアンティグア島、オールドロックファンなら、ちょっと気になる情報があります。ロック&ブルースギタリストのエリック・クラプトンの説明はいまさら必要ないですよね。そのクラプトンの別荘が、シャーリー・ハイツにあるのです。2000年に完成した「スタンドファスト・ポイント Standfast Point」と呼ばれるこの邸宅ですが、何とリースされているんですよ。ホームページ(英文)もあるので、気になる方はチェックしてみてください。14人のゲストが宿泊可で、専用スタッフ付き。気になるお値段は「お問い合わせ」になっていますが、2009年のニュースでは1週間5万ドルとのことでした。

ロックミュージシャンが建てた依存症の更生施設

このアンティグア島には、もうひとつエリック・クラプトンゆかりの場所があります。それが「クロスロード・センター」です。これは1998年にクラプトンが設立した「薬物やアルコール依存の治療のための非営利施設」。クラプトン自身、過去にドラッグやアルコール依存で苦しんだ経験からこの施設を造ることを思いつき、資金として1999年には自分のギター104本をオークションにかけているほどです。「なんでわざわざこんな南の島に」と思われるでしょうが、周囲の悪い環境を断たないと、なかなか依存症は克服できないのでしょう。この「クロスロード・センター」もホームページ(英文)があるので、気になる方はのぞいてみてください。

エリック・クラプトンに会えるかも!

このアンティグア&バーブーダへは、クルーズで寄る日本人が多いですが、時間にゆとりがあるならば、飛行機で行ってゆっくりと滞在するのもいいでしょう。欧米人旅行者の多くは、オールインクルーシブ型のホテルに最低一週間は滞在し、のんびりしているとか。せちがらい時間の中で暮らしている我々にはなかなかできませんが、機会があったらそうしたいものです。もしかしたら、町なかでクラプトンに出合うかもしれません(笑)