県庁所在地のフォール・ド・フランス

その1からの続きです。県庁所在地フォール・ド・フランスの人口は約9万人。先に述べたように、100年ほど前まではサン・ピエールが中心都市で、このフォール・ド・フランスは、17世紀の要塞を中心とした小さな村だったといいます。なのでここにあるのは、首都が移された1902年以降の建物がほとんどです。見どころには、遠くからでも見える尖塔が町のシンボルの「サン・ルイ聖堂」がまずあげられます。17世紀創建ですが、現在の姿は1978年の再建によるものだそうです。フェリー埠頭からこの聖堂までの辺りが、町で一番の繁華街で、聖堂周辺には観光客向けのレストランや土産物屋が並んでいます。

フランス人にはポピュラーな観光地、フレンチカリブのマルティニークへ!(その2) フランス人にはポピュラーな観光地、フレンチカリブのマルティニークへ!(その2)

フォール・ド・フランス発の現地ツアーもある

やはり町の中心部にある「シェルシェール図書館」も、見逃せません。これは1889年のパリ万国博覧会の時に建てられた建物を、船でここまで運んで来たというものです。図書館なので、無料で中を見学できますよ。町の端にある「サン・ルイ要塞」は、17世紀に造られた町の基になった要塞で、今でも現役の海軍基地。残念ながら中に入ることはできません。町には観光案内所があり、ここが主催する観光ツアーを利用してみるのもいいかもしれません。所要2時間ぐらいのバスやウォーキングツアーが曜日代わりで何種類もあり、ツアー料金はだいたい12ユーロ。ただしガイドの解説は、フランス語と英語のみです。

ホテルがあるリゾートエリアは対岸に

フォール・ド・フランスにもホテルはありますが、マルティニークを訪れるツアーや観光客が多く宿泊するのは、湾を隔て対岸のポワント・デュ・プーか、そこから1キロほど離れたアンス・ミタンです。リゾートホテルが建ち並び、ビーチやヨットハーバーがあるエリアです。この両地区を公共フェリーが30分から1時間間隔で結んでいるので、どちらかに泊まったとしても気軽に遊びに行くことができます。フェリーは所要30分ほどです。(その3につづく)